2024年5月31日、日産自動車は本社ギャラリーで記者会見を開き、先日公正取引委員会から指摘されていた下請け法違反勧告への対応と、「勧告後も値引き強要が続いている」という報道に関する調査結果を発表した。日産と、日産から調査依頼を受けた弁護士事務所によると、日産はサプライヤー(下請け企業)に対する話し合いと対応改善を続けること、「値引き強要」と言えるような事実は(勧告後は)確認できなかったとのこと。登壇した日産自動車の内田誠社長は「日産はサプライヤーの皆さんとともにある。話し合いと改善を続け、日産と一緒に仕事をしたいという会社を増やしたい」と語った。
文/写真:ベストカーWeb編集部

コメント
コメントの使い方今回の会見は第三者調査の内容のうち、日産側に都合いい部分だけ切り取って並べたもので、取捨情報なので件を知っている人々は違和感でしょう
なぜこうするかというと、件の内容に詳しい人はおいといて、オーナーなど日産側についている人々の思考に「ほら日産だけ悪い訳じゃないじゃないか」を用意し安心して貰うためなんです
会社として今、余裕がない中での大転換中です。そこで顧客離れは致命的。形振り構ってられないのです
日産についてはその通りなんだろうけど、ではほかの自動車会社では行われていないのですか。メディアと称するなら、そこまで調べるべきでは。
というか、ここでは日産の主張を垂れ流しているだけで取材らしきことは見当たりませんね。