【クルマの楽しさの真骨頂】レーシングギアを買ってサーキットを楽しもう!!

■レースの楽しさに注目が!!

 日進月歩でクルマの技術が進むなか、省燃費や安全性能、自動運転やコネクテッド(通信技術)の注目度がどんどん上がっている。現在開幕中の東京モーターショー(お台場エリア/11月4日まで)でも、各メーカーのひな壇に乗るコンセプトカーの多くが電気自動車だったり、自動運転車両だった。

 しかし、だからこそいま、気軽にエントリーして参加できる草の根モータースポーツもまた、盛り上がっている。

 その代表的なレースが、年2回開催される「エコカーカップ」や、マツダ車を対象とした「マツダ・ファン・エンデュランス」(通称「マツ耐」)だったりする。

 もちろんこういった(エントリーの敷居の低い)レースでも、最低限の準備は必要となる。本稿では参戦準備として揃える「レーシングギア」、すなわちヘルメットやレーシングスーツ、グローブ、シューズの買い方や買う際の心得を簡単に紹介したい。

初心者にやさしいレースは増えている。エコカーカップもマツ耐も、JAFライセンス不要で運転免許さえあればエントリー可能。仲間と一緒に出る耐久レースはとっても楽しい

■グッズ選びの最重要ポイントはショップ選び

 いきなり結論から書いてしまうと、レーシングギアを揃える際にもっとも注意すべきポイントは「買う場所選びに気を付ける」に終始する。

 ビギナーが「信頼のおける品物」を見かけるのは難しく、そういった意味でレーシングギアをネット通販で揃えるのはお薦めしない。レーシングギアは装飾品や服飾品というよりも、「道具」であり「装備」であり、もっといえば「安全装置」のひとつでもある。

「だからこそ、お店を選んだあとも、実際にお店に来てもらって、じっくり相談して、実際に自分の体に合わせて買ってほしいです。面倒かもしれないけど、そうやって買ったギアのほうが楽しさも増すと思うので」

 そう語ってくれたのは、今回取材を受けてくれた「アウティスタ」(埼玉県桶川市)の九谷田敦社長。

 以下、「いい道具選び」の方法を伺いつつ、アウティスタの紹介をしていきたい。

■「まずはお店に遊びに来てほしい」

編集部 まず「アウティスタ」をオープンしたのはいつ頃か、お聞かせください。

九谷田 2012年からやっています。もともとぼくはレーシングカートで走っていて、ショップのメカニックになり、しばらくしてフリーのメカニックになって、カートをやっている子供たちの面倒を見ながらレーシングギアの代理販売などもちょこちょこやっていたんですが、sparco(スパルコ)の輸入代理店の方から「もういっそ、店をかまえてみないか」と言われて、じゃあやってみるか、というのがきっかけです。

編集部 レーシングカートというと、まさに草の根、モータースポーツの入口ですね。

九谷田 実家がレンタルカート場を経営しているので、昔からお客さんと「今回はタイムが1秒縮まった」だとかワイワイ言っているのが好きでした。全日本カートで走っていた頃に山本尚貴選手などと一緒に走っていて、彼はトップカテゴリーまで駆け上がっていきました。今ではそのころからの縁で微力ながら弊社でサポートさせてもらっています。 しかし、根っこの部分ではやはり身近な走行会や草レースを応援したい気持ちがあります。

編集部 「初めてサーキットを走るんだけど、グローブやシューズを買いたい」という人にまず薦めるモデルとかってありますか? 注意してほしいポイントとかは?

九谷田 やっぱりそれは、一度お店に来てほしいですね。結果的に買わなくてもいいから、遊びに来てほしいです。それでグローブなら自分で実際に一度ははめてみて、ハンドルを握ってみて、どういう感覚なのか確かめてほしいです。かなり慣れている人の中にも、グローブやシューズが合っていないまま走っている人がけっこういて、ひやひやしています。

アウティスタの九谷田社長

編集部 グローブやシューズが合っていないと、やはり危険ですか。

九谷田 はい。危険だし、タイムも遅くなるし、疲れ方も違います。シューズだとサイズが合っていてもブランドによって形が違う。だからやっぱり、実際にお店に来てもらって、履いてもらって、相談しながら揃えてほしいです。

編集部 相談しながら、ですか。

九谷田 これはレース用品に限らず、製品誤差ってどうしても出ちゃうものがあります。だからこそ、実物と自分の体を合わせてみることが大事だったりします。

編集部 レーシングギアは、昔に比べて価格が安くなっている気がします。なぜでしょう。

九谷田 どうかなあ…安いモデルも入ってきたので、選択の幅は広がっていますね。それからスーツもヘルメットもグローブもシューズも、製造技術が進化しているので、昔と同じような価格でも性能はすごく上がっています。これは間違いない。

編集部 なるほどなあ…。モータースポーツの魅力についても伺えますか?

九谷田 それはサーキットに行ってもらえれば一発で伝わるんですよね。最初は見にいくだけでよくて、空気が震える感じを味わってもらう。それから入門編のレースに参加してみる。すごく楽しいですよ。この楽しさを少しでも広く伝えたいと思って、この商売をやっているようなものです。この業界に育ててもらったようなものだし、だからこそこの業界に恩返しをしたい気持ちもありますしね。

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【スパルコ専門店アウティスタ】
〒363-0013 埼玉県桶川市東2-14-8
TEL:048-711-7077 FAX:048-711-7076
メール:autista_ec@leaf.ocn.ne.jp
公式サイト:https://autista-s.com/

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