スマホ使うならこれを買え! 高性能でコスパ抜群のおすすめディスプレイオーディオ5台!

 クルマでナビを使う頻度は低いけれども、スマホを活用して楽しみたいというユーザーにぴったりなのがディスプレイオーディオだ。

 メーカーにも純正採用が進んでいるこの商品の最大のメリットは、スマホとの親和性がよく、それ以外の部分をそぎ落とすことで価格を下げている点だ。

 車内でスマホに入れた音楽や映像を楽しみたい、あるいはストリーミングサービスをかけっぱなしにしたいときにこれほど便利なアイテムはないのだ。

 今回は高山正寛氏におすすめの市販国産ディスプレイオーディオ5機種を選んでもらったので、ぜひ参考にしていただきたい。

文:高山正寛/写真:Toyota、Pioneer、Alpine、Sony

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■パイオニアから画期的な新製品登場

2020年5月13日にパイオニアのカロッツェリアブランドの製品が発表された。車内でスマートフォンを活用する意欲的な製品がラインアップされた

 遂に「山動く!」か。いきなり何のことかと思ったかもしれないが、今年夏のカーAV商戦に大きな変化が発生しそうだからである。

 例年この時期はボーナス商戦を当て込んで新製品が続々と発表される。確かに今、コロナ禍の影響もあり経済自体は厳しい状況にあるが、止まっているわけにはいかない。

 さて、そんな中、パイオニアはこの夏のカロッツェリアブランドの新製品を発表した。これが今回最大のニュースなのである。

 何と、カーナビの新モデルは1つも無いという中、強化したのは今、人気のDA(ディスプレイオーディオ)なのである。

 DAはその名の通り、AV一体式カーナビからナビ部分を取り外した商品。ではカーナビ機能はどうするのか? と疑問に対してはスマートフォンの対応する「カーナビアプリ」を使うことでDA上でカーナビとして使うことができる。

 元々北米などではかなり使われていたDAだが、昨今ではトヨタカローラのフルモデルチェンジの際にDAを標準装備化するなど通信モジュールとの連携で「つながるクルマ」を前面に押し出してきた。

 また輸入車にも純正カーナビを搭載しながらも、ナビアプリが使用できるモデルも増えてきている。

■ディスプレイオーディオのメリット/デメリット

新型トヨタカローラ、カローラツーリングはディスプレイオーディオを標準装備する

 ではこのDAのメリットとデメリットは何か?まずメリットだが

【1】ナビ機能を持たないので製品の本体価格を安く抑えられる

【2】カーナビ機能はアプリに依存するので地図のアップデートや機能向上が早い

【3】通信機能はスマホを使うのでそれ自体がテレマティクスカーナビとして高機能を有する

【4】アプリの数も多く、自分好みのカーナビが選べる

 一方でデメリットは

【1】メリット【3】の真逆だが、パケットを含めた通信費はスマホ持ちなので使用頻度が高いユーザーだと高額になってしまうという心配がある

【2】ナビアプリの作動レスポンスなどはスマホに依存する部分が多く、機種によっては「もっさりとした動き」になる

【3】スマホ自体は高温や振動に弱いので置き場所を考える必要がある

【4】後述する「Apple CarPlay」か「Android Auto」など自分の所有するスマホでアプリの種類が変わってしまう

【5】地デジ搭載モデルが実はほとんど無い

 他にも色々理由はあるが、おおまかに言えばこのようなことだ。

 さて、冒頭に述べたようにカロッツェリアがこの夏の新製品に新型DAを導入したことで市場はかなり盛り上がることが予想される。そこで筆者オススメのDAを紹介する。

■9V型大画面、Amazon Alexaにも対応

【1】カロッツェリア DMH-SF700 オープン価格

実勢想定売価9万円前後(税別)

カロッツェリアDMH-SF700は、9Vの大画面を備えるディスプレイオーディオだが、1DINスペースに取り付けることができる

 DAのトップモデルはディスプレイを浮かせる構造にすることで9V型の大画面を搭載する。市販DAとしては国内初となる「Amazon Alexa」を搭載することでAlexaが持つ多彩なスキルを車内で活用できるのは斬新と言える。

 またカロッツェリアのDAは大ヒットした前モデルである「FH-9400DVS」同様、音質にもこだわっているのが特徴だ。実はユニット部は1DINサイズなので昔の1DINスペースしかない輸入車などへの装着も可能にしている。

■2DINスペースに装着できるコスパ抜群のDA

【2】カロッツェリア DMH-SZ700 オープン価格

実勢想定売価5万2000円前後(税別)

6.8Vサイズのディスプレイを2DINサイズのスペースに収めている。コスパに優れ、オプションでバックカメラを使用できるなど高機能

 ディスプレイのサイズは6.8V型だが、基本機能などは上位モデルと同じ。「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応し、オプションでバックカメラやリアモニターなどのシステムアップも可能だ。

 またドライバーが入れ替わった際に自分好みのホーム画面を事前に設定できる「パーソナルHOME」機能も搭載。そして一番の魅力は5万2000円前後で購入が可能な価格である。

■ネットのみの販売、アルパインの大画面DA

【3】アルパイン DAF9 5万9800円(税込

1DINスペースで9型ディスプレイを使用できる。6万を切る価格を実現した

 “BIG X”ブランドで大画面カーナビの市場を牽引してきたアルパインのフローティング BIG DA。ユニークなのはネット通販専用モデルである点。1DINボディに9型のフローティングタイプのディスプレイを搭載する。

 9型でこの価格はコスパが高い。

■DVDが見たいならこのモデル

【4】カロッツェリア FH-8500DVS オープン価格

実勢売価 4万円前後(税別)

2019年4月に登場したモデルだが、ディスクメディアが使用でき、実勢価格も手ごろだ

 2019年4月に発表されたモデルで6.8V型ディスプレイを搭載する2DINサイズのDA。本体上部にディスクスロットを設けており、CDやDVDビデオなどの再生が可能。

 もちろんスマホナビにも対応しており買いやすい価格とともにまだまだ現役モデルだ。

■遂に出た「車載専用」タブレット&メインユニット

【5】カロッツェリア FH-7600SC オープン価格

            SDA-700TAB オープン価格

FH-7600SC 実勢想定売価3万2000円前後(税別)/SDA-700TAB 実勢想定売価3万2000円前後(税別)

SDA-700TABは表示とインタフェースを担当するタブレット。メインユニットのFH-7600SCと組みあわせて使用する

 DAという枠からは少し外れるかもしれないが、注目の商品を紹介する。まずこのメインユニットFH-7600SCは単独で使うことができない。

 これを使うためには専用に開発された車載専用8インチタブレットSDA-700TABが必要となる。

 元々スマホやタブレットをクルマで使っている人も多いが夏場などは車内温度が上がることでシステムダウンするケースも多い。

こちらがメインユニット兼クレイドルとなるFH-7600SC。オプションを装着することでバックカメラやステアリングリモコンが使用できるなど、従来のタブレットにはない使い方を実現できる

 しかし車載専用を謳うだけに、このタブレットは-10 ℃~60 ℃ の間で使えるモデルなのだ。

 元々がAndroidタブレットなので好みのアプリを入れて使う形になるが、通信ユニットは内蔵されていないので、Wi-Fiルーターやスマホのテザリング機能を使うことになる。

 実力は未知数だが、ユニークな商品と言えるだろう。

ソニーが海外で販売するXAV-AX8000。国内への導入も期待したいところだ

 この他にも海外ではソニーの「XAV-AX8000」と呼ばれる9型のDAが販売されている。最近では米Amazonからも直接購入できるようになっている。

 日本国内で使うには取り付けなどの確認が必要だが、世界的にもDAはひとつの流れとして認知されている証明と言えそうだ。

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