給付金10万円を活用! こんなに安く買えるのか! 個性で勝負できるカーオーディオ4選+α

 2020年7月8日現在、国民1人あたり10万円の特別定額給付金に関して、総務省は約4914万世帯、総世帯数の84.0%に給付率が達成したことを発表した。

 それでもまだまだ「振り込まれていない」という声も周辺では聞こえてくるが、それなりに各々が使い道を決めている頃だろう。

 過去、2回にわたり紹介してきた「一律10万円の給付金シリーズ」、今回はグッと予算を抑えることができるカーオーディオの中からオススメの商品+αを紹介する。

文:高山正寛/写真:パイオニア、JVCケンウッド

【画像ギャラリー】給付金10万円で買える! 個性が際立つカーオーディオ4選+α


■実は凄く進化しているカーオーディオ

日本でのカーオーディオのありかたは、スマホとの連携が重要な鍵となる

 純正/市販とも現在のカーAVにおける主軸は「AV一体型カーナビ」である事に異を唱える人は少ないだろう。もちろんすでに装着されているカーオーディオに「ポータブルカーナビ」や「スマホナビ」をプラスして使っているユーザーも多い。

 しかし1980~90年台の全盛期に比べれば市場自体が縮小しているのは事実。ではそれまでか、と言うと決してそうではない。

 北米などではまだまだカーオーディオを装着してシステムアップを楽しんでいるユーザーも多いと聞く。一方、日本では前述したようにスマホが日々の生活に浸透していることもあり、このスマホとの連携が重要な鍵となる。

 特にiPhoneやAndroidスマホ、またメディアプレイヤーなどとの接続するために

【1】Bluetoothまたは有線による接続
【2】ハンズフリー通話への対応
【3】ワイドFMも含めたメディア対応力
【4】【3】に連携するが、ディスクメディアの再生可否
【5】スマホ連携も含めた個性的な機能

 を極力有しているモデルを選んでみた。

 今回紹介する商品は、全体的に価格も抑えられているので、10万円の給付金を全て使い切るのではなく、自分のクルマのカーオーディオが古くなってきたり、新たに中古車を購入する際に「お手軽」に車内環境をグレードアップするのにも適している。

※実勢価格はベストカーWeb編集部調べ。取り付け工賃等は別となるので事前に確認が必要

■スマホ連携やメディア対応力を重視したモデルをチョイス!

◆クレードル内蔵でスマホを装着可能

カロッツェリア MVH-7500SC(リンク先)

オープン価格(市場実勢価格:1万8000円前後)

カロッツェリア MVH-7500SC

 発売は2018年だが、根強い人気を誇る1DINメインユニット。現在販売されているカロッツェリアのカーオーディオの多くにはスマホとの連携を強化できる「スマートフォンリンク」と呼ばれるアプリが用意されている。

 その中でもこのMVH-7500SC最大の特徴はそのスマホ自体を本体の上部にセットすることができる「クレードル」を搭載していることだ。

 このクレードルの凄い点は普段は格納されており、スマホと連携させる時に引き出して使えること。さらにスマホを横だけでは無く、縦置きにもセットできる。

 カーナビアプリの場合「その先の道路状況」を確認するためには本来であれば縦置きのほうが自車位置前方の情報が掴みやすいのだが、それに対応できることが素晴らしい。

 また本体には「ナビ」「音楽」「電話」「メッセージ」をダイレクトに呼び出せるスイッチが配置されており、スマホとの連携を前提にしたUIとなっている。

 前述した連携アプリをインストールすることでApple CarPlayより多くのナビアプリの利用も可能。またサブスクリプション対応のミュージックアプリも操作ができる。

 メディア対応に関してもスマホのBluetooth再生やハンズフリー通話、USBデバイスの中に記録したハイレゾ音源の再生にも対応している。

◆実勢価格1万円以下の超コスパモデル

カロッツェリア MVH-3600(リンク先)

オープン価格(市場実勢価格:7500円前後)

カロッツェリア MVH-3600

 とにかく「安い」。これがカロッツェリアのMVH-3600最大の魅力だろう。実勢価格では7500円前後だが、大手のeコマースでは7000円を切っているケースもある。

 もちろん、この安さの秘密は機能の「割り切り」だ。CDなどのディスクメディアの再生は出来ないし、Bluetoothにも対応していない。

 ただ本体前面にUSB端子を装備しているのでここに接続することで、iPhone/Android携帯/USBなどの音楽ファイルの再生が可能だ。またUSB端子に接続することで接続デバイスへの給電にも対応、音楽を聴きながら充電ができるまさに“一石二鳥”である。

 また低価格のカーオーディオは楽曲の日本語表示ができないモデルが多いのだが、MVH-3600の場合は専用の「Pioneer ARC」というアプリをスマホにインストール(iPhone/Android対応)することで、スマホ側でタイトルの日本語表示やアーティスト名やジャケット写真の表示も可能。

 使用に際してはスマホをクレードルなどに固定することが条件だが、それにより、音楽の曲送り/戻しのほか、楽曲リストやソース切り替えもスマホ側で行うことができる。

この点でも昨今のトレンドのひとつである「スマホ連携」が低価格カーオーディオでもうまく活用できている好例と言えるだろう。

◆1DINカーオーディオで「Amazon Alexa」に対応

JVCケンウッド U381BT(リンク先)

オープン価格(市場実勢価格:1万5000円前後)

JVCケンウッド U381BT

 JVCケンウッドのカーオーディオの最新モデルとしてオススメの「U381BT」の魅力はAmazonの音声UIである「Alexa」を搭載している点だ。

 Alexa搭載モデルはこのモデルのほか、2DINタイプのDPX-U750BT(オープン価格、市場実勢価格1万9000円前後)もラインナップするが、他社からもAlexa対応モデルが発売される中、現状1DINカーオーディオに搭載されるのはJVCケンウッドのみだ。

 スマートフォンとの接続はBluetoothだけでなく前面のUSB端子でも行えるが、前面に「Alexa専用ボタン」を設置するほど気合いが入っており、Alexaを利用することで利便性を大きく高めようとする狙いも読み取れる。

 利用にはAmazon Alexaのアプリをスマホ側にインストールするだけ。専用ボタンにタッチして「Alexa」と話かければ、連携する音楽アプリの再生やニュースや天気予報のほか、Alexa独自の「スキル」をセットすることで多くの機能を音声でコントロールできる。

 音に関してもBluetooth接続時でも高音質で音楽が楽しめるAACコーデックに対応したり、デジタルタイムアライメントの搭載などこだわりが感じられる。

 またBluetoothによる通話に関しても高音質での会話だけでなく、良く使う電話番号を6つのボタンにプリセット登録できる。

 そして意外と見落としがちなのがこの価格と新機能を搭載しながらもしっかりディスクスロットを搭載しておりCDの再生にも対応するなどコスパも高い。

 最後にこのモデルは幅180mm系の1DIN対応だが、幅200mmの取り付けスペースにも対応できるエクステンション(外枠)も同梱している。ちょっとしたことだが気が利いている。

◆徹底的な高音質のハイエンドモデル

カロッツェリア DEH-970(リンク先)

オープン価格(市場実勢価格:2万5000円前後)

カロッツェリア DEH-970

 このモデル、発売は2012年とかなり古いのだが、現役モデルとして販売されている。その理由は「圧倒的な高音質」にある。

 元々カロッツェリアには「カロッツェリアX」というハイエンドカーオーディオをラインナップしていたが、DEH-970はその系譜を継ぐモデル。高音質のために高価なパーツや回路を惜しみなく投入。これが結果としてファンに評価され、ラインナップに残っているのである。

 その中でも特に注目したいのがサイバーナビに採用されている「オートタイムアライメント&オートイコライザー(2ch)」だ。

 昨今では低価格モデルでもリスニングポジションまでの距離差を補正する「タイムアライメント」機能を搭載しているモデルも多いが、DEH-970は専用のマイクをヘッドレストにセットしスイッチを入れるだけで、そのクルマの形状や素材(例えばシートや天井)の違いもすべて計測し、そのクルマの最良の音響空間を短時間で行ってくれる。

 極端な話、自分のクルマが純正のスピーカーでそれ程良い音が出なくても、これを使うことで驚くほど変化を感じることができるまさに魔法のような機能なのだ。

 もちろんさらなるシステムアップへの対応やディスプレイに日本語で3行表示できる大型LCDディスプレイなどハイエンドらしい仕様。これだけの機能を持ちながら実勢価格がここまで下がったことも購買意欲を掻き立てられる。

 前述したように発売開始から時間も経っているのでいつラインナップから消えるかわからない。その点でも今が買いのタイミングなのかもしれない。

■番外編

◆まるで合体ロボ!? タブレットを使うという新提案のカーオーディオ

カロッツェリア FH-7600SC+SDA-700TAB(リンク先)

オープン価格(市場実勢価格:3万4000円前後(FH-7600SC)、3万4000円前後(SDA-700TAB)

カロッツェリア FH-7600SC(左) SDA-700TAB(右)

 今回紹介したカーオーディオや昨今人気のDA(ディスプレイオーディオ)とは異なる全く新しいコンセプトを持つ商品がFH-7600SCだ。

 この商品は50w×4のアンプやDSP、チューナーを内蔵するクレイドル型の2DINユニットだが、実はこれ単体では利用範囲は極めて少ない。

 この商品を生かすために同時に発売されたのが専用のAndroidタブレットである「SDA-700TAB」、この両方が「合体」することで初めて商品として成立する。

 スマホでは画面サイズが小さいのでタブレットにナビアプリを入れて使うスタイルもそれなりに浸透しているのだが、これらの商品は元々車載専用には開発されていない。

 ゆえにこれからの夏場などでは本体が高温になることで、保護のために液晶画面がオフになったり、最悪の場合、タブレット自体が壊れてしまうケースも考えられる。

 しかしこのSDA-700TABは車載利用を前提に開発されており、温度変化が激しい車内環境下、具体的には-10度~+60度の間でも使うことができる。

 考えとしてはタブレットにナビアプリや楽曲&映像データ等をインストールし、FH-7600SCと接続することで8型大画面のAVナビとしても使うことができる。

 本体には通信機能を搭載していないので、スマホやモバイルルーターなどのテザリングが必要になるが、タブレット自体は単独使用ができるので例えば公衆Wi-Fiがある所ならば取り外して音楽や動画データを事前にダウンロードして車内で楽しむことができる。

 またSDA-700TAB側には専用アプリである「Pioneer Smart Sync for Tablet」がプリイントール済み。これを使うことでオーディオの操作やきめ細やかな音質調整のほか、ディスプレイのイルミカラーのカスタマイズもできる。

 この商品の最大の魅力は操作系と音響系を分けたことで将来、SDA-700TABよりハイスペックなタブレットが登場すれば(あくまでも希望)タブレットの交換だけで、AVシステムの価値や性能も向上するという点だ。価格もセットではやや高めだが、将来性を考えると魅力的なモデルだ。

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