ノーマルじゃ物足りない!「ちょっとチューンのすゝめ」

ノーマルじゃ物足りない!「ちょっとチューンのすゝめ」

 チューニングというとマフラーを代えてうるさくなり、サスペンションを代えて乗り心地はサイアク! なんてイメージあるかもしれない。

 しかし、本来は調律という意味。靴紐を締めるとか、ズボンの裾上げをするのと同じく、自分に合わせ込む本来の意味のチューニングだ。

 そんな本来の意味のチューニングはどういうものか? 「ノーマルじゃ物足りないのでなんとかしたい! でもチューニング初心者だからよくわからない」という人のために、元REVSPEED編集長、現在フリーランスライターとして活躍中の加茂新氏が解説する。

文/加茂 新
写真/アクレ、エッチ・ケー・エス、エンドレス・アドバンス、キャロッセ、テイン、ブリッド、ワークスベル、加茂 新、トビラ写真(fotomek@adobe Stock)

【画像ギャラリー】「ノーマルじゃ物足りない」というあなたにおすすめのチューニングパーツをご紹介!!


■サスペンションはノーマルが一番とは限らない!!

テイン・フレックス/9万8780円~(税込み)。86用は11万8800円。取付工賃は2~3万円、加えてアライメント調整で2万円ほどが目安

TEINの公式ホームページ

 クルマはノーマルがイチバン! という意見はもちろん。あらゆる場面での総合点ではノーマルが優れる。しかし、特定の使い方においてはそれに適したモノがある。そういったパーツに交換して個々の使い方や、好みに合わせ込もうというのが本来のチューニングだ。

 そこでまず提案するのはサスペンション。乗車人数、積載量、高速道路から未舗装路、すべての平均点はノーマルが優れる。だが、高速道路にターゲットを絞る、ワインディングロードを最優先にするなど、ステージを狙えばノーマルを上回る性能を手に入れるのは難しくない。

 例えば、テイン・フレックスは、いわゆる車高調だがフリクションの少ない複筒式を採用。そのしなやかさはノーマルにも引けを取らない。ちょっと固めアシのスポーツモデルなら、ノーマルより乗り心地は良くなるほど。

 また、HKS ハイパーマックスGは純正形状のアフター品。乗り心地はノーマル並ながら、ロール量は減り、車高もやや下がってかっこよくなる。どちらも経年変化に強いので、長く楽しめる。もっとワインディングをメインにしたいならスポーツ系サスにするのもアリ。高速道路で矢のようにまっすぐ走らせるなら欧州系のKWやビルシュタインなどを選ぶのも十分アリ。

HKS ハイパーマックスG/16万6100円~(税込み)。86用は17万7100円。純正形状サスなのでアッパーマウントなどはノーマルサスのものを使う

エッチ・ケー・エスの公式ホームページ

■ブレーキパッドで扱いやすさをアップ

ENDLESS・MX72/2万6400円~(税込み)。TYPE Rは2万2000円~(税込み)。どちらも街乗りからミニサーキットまで幅広く使えるが、街乗りで不快でないのがポイント

エンドレス・アドバンスの公式ホームページ

 扱いやすいクルマにするカギのもうひとつはブレーキ。思った以上に止まらないとか、踏んだ瞬間つんのめるなんて最低である。踏み始めから欲しいだけ減速してくれるブレーキは快感になる。

 そこで提案するのはブレーキパッド交換。一般的にはやや初期の効きが抑えられているモデルが好まれる。エンドレスならMX72やTYPE R、ACREなら700Cなどが代表的モデル。

 ブレーキフルードとホースもそのタッチの改善に有効。高性能フルードはペダルタッチが硬質になりレスポンスよく効くようになる。ステンメッシュホースもペダルからの液圧をダイレクトに伝えてくれるので効きの応答がよくなる。デメリットのないチューニングだ。

ACRE・Formula700C/1万7600円~(税込み)。踏み込むごとに効きが強まる特性とリーズナブルな価格で人気を得ているアクレのブレーキパッド

アクレの公式ホームページ

ENDLESS・FP-6/最新のABSへのマッチングを考慮して開発。レスポンスよく電子制御が効くことでコントロールしやすくなる。5940円(税込み)/500ml
ENDLESS・スイベルスチール/ソケット部にステンレス素材を使った信頼性の高いステンメッシュホース。2万1780円~(税込み)

エンドレス・アドバンスの公式ホームページ

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