■みんな知ってるピカールとWAKO’SのメタルコンパウンドでTRY
アルミモールを磨くにあたり、まず頭に浮かんだのが金属磨きのピカール。さっそく家の物置から出してきた。
そしてバイクのホイールやクランクケース磨きにもよく使っている金属磨き剤「WAKO’S」のメタルコンパウンド。この2品と、ホルツの白サビ除去&コート「ドアモールシャイン」を比べつつ、実際にテストしてみた。
左側ドアのモールにマスキングテープを貼り、左からピカール、WAKO’Sのメタルコンパウンド、ホルツ製ドアモールシャインで施工してみた。
ピカールがヤバいくらい落ちると予想していたのだが、液状のピカールは、どちらかというと”細目のコンパウンド”というイメージでひと拭きしただけでは白サビは落ちない。
WAKO’Sのメタルコンパウンドはペースト状となっており、モールに塗り込みながら拭きこんでいく。ピカールよりも白サビはよくとれる。ただ、ひと拭きだけでは落ちず、3、4回やると白サビはようやく落ちるレベル。ピカールも綺麗になるまで、6回ほど拭き上げてようやく落ちた。
しかし、改めて乾いた布で拭き上げて角度を変えて、白サビは取れたかな~とよく見ると、ピカール、WAKO’Sともに若干白サビが残っていた。やっぱりサンドペーパーで研磨しないと落ちないレベルだったか……。
■ホルツのドアモールシャインで研磨!
続いて、本題のホルツ製ドアモールシャインで研磨開始。ドアモールシャインに付属のブロック4面に320番(著しく劣化した状態)、600番(白サビ進行状態)、1200番(白サビ初期状態)、3500番(最終仕上げ用)が埋め込まれているのだが、愛車のアルミモールの状態は著しく劣化している状態と判断し、320番から施工開始。
320番、600番あたりで研磨していく場合、削りすぎに注意が必要と説明書に書いてあった。削りすぎるとアルマイト加工(皮膜)が剥がれて復元しなくなるとのこと。これは慎重にせねば……。
今回、念のために、付属のサンドブロックでは落ちきれないかも、ということで、ほぼ同じ番数の3M製のスポンジ研磨剤を購入。
削りすぎないように、サンドブロックを使って慎重に研磨していった。320番で研磨した後、600番で研磨。白サビがちゃんとなくなっているか、確認しながら作業を行っていった。
すぐ簡単に落ちると思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。白サビはかなり頑固で、3Mのスポンジ研磨剤を補助的に使用しながら、結局320番、600番を5回~6回、1200番、3500番を3~4回ほど研磨した。
最終的に見る角度を変えて、細かくチェックしたが、白サビは見事に落ちていた。やりすぎるのもダメ、アルマイト加工が剝げないように慎重しすぎるとなかなか落ちない、微妙な調整が必要だった。
左右ドアのモールを終わった後は、疲労感たっぷり。気温の高い夏の施工は無理かもしれない。こんなに汚くなるまで放っていた自分が悪いのだが……。
コメント
コメントの使い方プレクサスを使ってみてください。力要らずできれいに落とせますよ。米軍機のキャノピーの汚れ落としに使用されているとの触れ込みの商品です。新たな白錆の発生も抑えてくれます。
ダイソーのウロコ取りスポンジと水だけで落ちるよ