2025年4月22日、日産自動車は4月1日付で新経営体制に移行し、新たなブランドコミュニケーションの第一歩として新CMを制作し、新ブランドアンバサダーとして俳優の鈴木亮平さんを起用することとなり、日産グローバル本社ギャラリーにて就任発表会が行われた。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産自動車
いきなり新型エルグランドをちらみせ……
2025年4月22日、日産グローバル本社ギャラリーで行われた「NISSAN START AGAIN2025」。今の苦境から新たなスタートを切るという、意味が込められたテーマ。
会の冒頭、日産自動車・日本マーケティング&セールス/日本アフターセールス執行職杉本全氏が「日産は日本市場において2026年度までに4車種を発表予定です。また本日お見せした第3世代e-POWERを搭載した新型エルグランドを今年後半に公開し、2026年度の発売を予定しています」と発表した。
まさか今日、新型エルグランドのティザー写真を発表するとは思っていなかっただけにビックリ。発表された新型エルグランドの詳細は別項を。
さて、本日の本命は、新たなブランドコミュニケーションの第一歩として新CMを制作し、新ブランドアンバサダーとして起用された俳優の鈴木亮平さん。
日産は、鈴木亮平さんを新ブランドアンバサダーとして起用した理由として、「演技に対するストイックな姿勢は、細部までこだわり抜く日産のクルマ作りと深く通じるものがあります。演技に対する強い情熱と探求心を持ち続ける鈴木亮平さんにお客様と同じ目線で技術や暮らしの変化に驚き、疑問を抱き、新たな可能性を見出してくれる存在となってくれることを期待しています。また日産が目指す人々の生活を豊かにするという世界観を表現していただき、ワクワクと想像を超えるドライブ体験を共に創り上げていきます」。
続いて4月22日から公開するテレビCM「心にグッッッッッつとくるクルマ」編にスクリーンに映し出され、鈴木亮平さん(CM内)が登場。
「もちろん、自動運転も電気自動車に大事。でもクルマってさあ、ワクワクしなきゃでしょ……中略、ドキーってなって、だからやっちゃえ日産」。この映像と言葉だけを聞いているだけでもグッときた。
会場でCMが流れた後、会場左側から幕が上がり、ワンガンブルーのフェアレディZが会場中央に現われた。ドアを開けて降りてきたのは日産の新ブランドアンバサダーに就任した鈴木亮平さんだ。ビシッと決まった、ワンガンブルーZに合わせたスーツで颯爽とクルマを降りた姿がキマっている。
司会:新CMでも運転されているフェアレディZに乗って登場されましたが、いかがでしたか?
鈴木亮平(以下鈴木):緊張しました。こんなにたくさんの方々に見守られながら運転するのは初めてのことなので緊張しました。改めてフェアレディZに乗って興奮しました、ワクワクしました。
司会:日産自動車の新ブランドアンバサダーに就任した意気込みをお聞かせください。
鈴木:まずは非常に光栄に思っております。日産といえば、僕も子供の頃から慣れ親しんできた日本を代表するクルマの会社なので、日産さんのアンバサダーとして選んでいただいたことを非常に光栄に思っております。僕自身も人生において「挑戦し続ける」だったりとか、「変化を恐れないこと」を信条に生きてますので、今新しい挑戦をしようとされている日産さんと私も同じ方向を向いていると思いますので何よりも楽しみながらワクワクを伝えていけたらなと考えています。
司会:さきほど新しいCMをみなさんに見ていただきました。撮影などで日産のクルマに乗られたと思いますがいかがでしたか?
鈴木:アリアは電気自動車の技術とか、デザインのこだわりとか、もうあらゆることを一切妥協なく詰め込んだクルマだなあと感じました。走りもそうですし、ほんとに驚きました。その驚きをCMでみなさんに伝えていけたらなと思っています。
フェアレディZは自分の体に一部のように操れる、クルマと一体となったようなワクワク感をそのままみなさんにお伝えできればと思っています。
司会:CMの撮影をするうえで、演技や表現でこだわった点はございますか?
鈴木:ここが凄いんだよとか、口で説明するのではなく、乗って楽しいとか、凄いとか、知らなかったとか、そういうことを私の感情でみなさんにお伝えできればなあと思います。乗るまでわからなかった新しい技術とか、ワクワクがたくさんあったので撮影しても楽しかったです。
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