3つ目の挑戦の裏側:次世代の次世代の自動運転技術について
続いて、次世代の自動運転技術については次世代の自動運転を担当するAD/ADAS先行技術開発部の佐藤亮太さんがコメント。
「妥協することのない安全運転技術を磨きあげています。お客様がボタンを押して目的地をセットしていただくと、ドアtoドアで走行してくれる次世代プロパイロットです。次世代プロパイロットを実現するための技術は3つあります。
1つはセンシング能力を飛躍的に向上するLiDER(光による検知と測距)です。ありとあらゆる障害物を避けてドライバーを守るということを実現しようとしています。
2つ目は人のように道路状況の変化を予測し、理解し、判断しながら走行することを可能とする最先端の技術、最後に重要になってくるのは、お客様が普段走っている道、好みの道をクルマが学習し、お客様にとって最適なルートを提案するナビゲーションシステムです。それを可能にするのが技術です。とにかくお客様が安心して移動できる世界一安全なクルマを作るという思いを持っています」。
ここで鈴木さんにクイズです。最先端な技術を備えた自動運転はどれでしょう?
A:地図を見なくてもいい運転
B:限りなくぶつからないクルマ
C:ドライバーの思考を先回り
司会:鈴木さん、クイズが出ましたがいかがでしょうか?
鈴木:実現できるのは……、全部じゃないですか? 目指したいですよね。では、Cのドライバーの思考を先回り!
司会:AやBは大丈夫ですか?
鈴木:だから全部行きたいんですよ。映像にもありましたように、地図を見なくてもいい運転もやってほしいですし、さっきの映像にあったようにリスクを先回りするというのが感動しました。あそこから子供が飛び出してくるかもしれないというのをAIで予想しながら運転してくれる、これは我々人間が普段やっていることじゃないですか。このCが一番難しいだろうし、実現してほしいですね。
司会:ではフリップめくってください。
鈴木さんがフリップをめくる。
鈴木:じゃじゃん、全部かい!
司会:ABCすべて正解です。最初におっしゃっていたことですが合っていましたね。いかがですか?
鈴木:いかがですかと聞かれたらずるいですねとお答えます(笑)。
司会:失礼しました。
佐藤:お客様が目的地まで安心して行かれるためには、実は必ず実現しなければいけないことです。鈴木さん、こういう経験ないですか? 高速道路の出口を間違えて出てしまって、ルート再探索をしてイライラしてしまったことありませんか?
鈴木:しょっちゅうあります。
佐藤:一般道ではお客様が右左折する時にどこでレーンチェンジ点をするとか、案内すれば、こうした間違いが将来なくなると思います。
鈴木:これが実現できれば人が運転するよりも安全に移動できるのではないかと思います。一刻も早く実現してほしい技術ですね。
佐藤:ドライバーが責任をもって運転しなければいけないんですけれども、それを最大限に引き上げる安全技術を最大限に盛り込まなければいけないと思っています。限りなくぶつからないクルマはセンシングが重要になってきます。センシング技術で障害物にぶつからないクルマです。安全というものは永遠に終わらない開発テーマです。壮大な通過点です。
鈴木:ドライバーが責任をもって運転する、どうしても人はミスを起こすじゃないですか。自動運転技術も問題あるんでしょうけど人間が起こすミスよりも少なくなっていくと思いますし、人間の判断力とセンサーの技術で、それが+×になれば自動車事故が限りなくなくなるんじゃないかということを思いました。
司会:改めてこのステージで日産社員の方々と話しをしてまいりましたが、日産アンバサダーとして最後に感じられたことをお願いします。
鈴木:みなさんにお会いできてよかったと思いました。クルマの後ろにあるみなさんの情熱とかこだわりを知ることができたのがよかったと思います。どうしてもクルマに乗ると商品だけを見がちですが、その裏にクルマを作っている人の顔が見えるとよりクルマを愛すると思いますし、新しい技術とか、こだわりに気づいた時に「うわあやってくれるなあ」という、驚きだけじゃない嬉しさが沸き上がると思いますので、今日、裏側にいらっしゃるみなさんとお会いできて、より日産車への愛が深まったなあと感じました。
日産アンバサダーとして、みなさまが大事に作られたものをより多くの人によさを伝えられるよう、頑張っていきたいと思います。
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いかがでしたか? 鈴木亮平さんの人と成りを少しでも見ることができただろうか? クルマ好きでほとばしる熱い情熱、しかも探求心が物凄い。きっと日産の新ブランドアンバサダーとして、この人は「やってくれる」と素直に感じさせてくれた! 今度いつかどこかでクルマ談義をしたいですね!



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