タレント 江口ともみが「もう手放せない」メルセデスベンツと「命が助かった記念」に購入したポルシェ911

タレント 江口ともみが「もう手放せない」メルセデスベンツと「命が助かった記念」に購入したポルシェ911

 本誌『ベストカー』にて好評連載中の「有名人が語る 私とクルマの関係」。今回は、人気番組「ビートたけしのTVタックル」でもおなじみ、タレントの江口ともみさんが登場だ! ラジオでも彼女の声を記憶しているドライバーも多いはず。現在所有する2台は、メルセデスベンツ Sクラス、そして今回紹介してくれたプラグインハイブリッドのラグジュアリーなミディアムSUV「GLC 350e」だ!

文:老川善博/写真:山上徳幸/構成:伊藤明弘/スタイリスト:髙木麻希/ヘアメイク:中山芽美(emu Inc.)/衣装:ブラウス・パンツ DoCLASSE(ドゥクラッセ)/ピアス・ブレスレット・リング ABISTE(アビステ)

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ひどいクルマ酔い 臭いも振動もダメ!?

タレント 江口ともみさん。現在の愛車、メルセデスベンツ GLC 350e 4MATICスポーツとともに。譲れないのは「乗り心地のよさ」だという
タレント 江口ともみさん。現在の愛車、メルセデスベンツ GLC 350e 4MATICスポーツとともに。譲れないのは「乗り心地のよさ」だという

 クルマ好きであるご主人のつまみ枝豆さんとともに、数々のクルマを乗り継いできた江口ともみさん。車歴は江口さんがメインで乗っていたものを記載した。

 子どもの頃からクルマ好きかと思いきや、免許取得までは興味がなかったという。

「酔いがひどく、遠足のバスも前のほうに乗る感じで、タクシーの臭いも苦手でした」

 興味を持ちだしたのは免許を取得してからだという。

「高校卒業前に取りましたが、教習所でも苦労しました。路上教習中に信号で止まると、振動で気持ち悪くなるんです。教官にも心配されました(笑)」

 取得後は、お兄さんの乗るフェンダーミラーのセリカを借りていた。

「住んでいたマンションの駐車場に白いマスタングがあって、憧れましたね!」

F1から交際スタート カーライフも深まる

2025年1月、枝豆さんと「フモフモさん」とともに神田明神参り(ご本人のインスタグラムより)。毎年クルマでお伊勢参りにも行かれるのだとか
2025年1月、枝豆さんと「フモフモさん」とともに神田明神参り(ご本人のインスタグラムより)。毎年クルマでお伊勢参りにも行かれるのだとか

「当時はF1ブームで、レースを観るのが好きでした。旦那さんともF1の話題がきっかけでお付き合いするようになったんです」

 枝豆さんと結婚し、28歳で初めて購入したクルマがアウディ80だった。

「コンパクトで乗りやすかったですね。左ハンドルは意外にも苦になりませんでした」

 190E、ベクトラとセダンを乗り継ぎ、ボルボのワゴンを購入する。

「赤い車に乗ってみたくて、940エステートはボディもどっしりしていてカッコよくて購入しました」

 枝豆さんから基本的なメンテナンスも教わり、自らクーラントの補充、オイルの量や空気圧のチェック、パンクの際にはJAFを待たずにスペアタイヤに交換し、バッテリーのチャージもやっていたというから驚きだ。

 そして、事故が起こる。2007年、番組ロケ中に大ケガを負い、手術、入院することとなったのだ。

「夫が、『命が助かったんだから、好きなクルマに乗ってみたら』と言ってくれて、ずっと乗ってみたかったポルシェを、自分の命が助かった記念に買ったんです。スムーズな加速に感動しました」

 その後、17年間所有し、今年ついに手放すこととなった。現在はS400dとこのGLC350eの2台を所有している。

2007年に購入し、17年8ヶ月ともに過ごしたポルシェ 911(997)とのお別れの際の1コマ(2025年5月・ご本人のインスタグラムより)
2007年に購入し、17年8ヶ月ともに過ごしたポルシェ 911(997)とのお別れの際の1コマ(2025年5月・ご本人のインスタグラムより)

シートクーラーは日本の夏には不可欠

ヅカファン(宝塚歌劇団のファンのこと)でもある江口さん。車内でもアップルミュージックで宝塚をよく聴いているのだとか
ヅカファン(宝塚歌劇団のファンのこと)でもある江口さん。車内でもアップルミュージックで宝塚をよく聴いているのだとか

「Sクラスは、内装にもこだわって白のレザーにしました。走りも静かで心地よい空間なんです。このクルマでシートクーラーを知り、私にとって必須装備となりました。アプリで遠隔操作もできるので、夏は乗る前に冷やしています」

 PHEVのGLC350eも加わり、進化も感じたという。

「電気での走行距離が格段に延びたんです。都内でガソリンを入れたことはないですね。アクセルを踏み込んでもエンジンに切り替わることもないので、走りがとても静かです」

 数々のクルマを乗り継ぎ、辿りついたのが静かでエレガントなこの2台というわけである。

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