ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ……タイヤ以外の凄いコト ベスト10

5.ボディ剛性を高める自動車ウインドウ用高弾性接着剤

 【ヨコハマ】

 横浜ゴムが2016年12月に発売を開始した自動車窓ガラス用高弾性接着剤「Hamatite Hyper Sealant(ハマタイト・ハイパー・シーラント)」。

 この接着剤は、高強度ポリマーと特殊添加剤の独自ブレンドにより、硬化後の弾性が高いのが特長で、フロント、リアガラスを窓枠に接着させることで、窓ガラス自体がボディの補強パーツになるという。

 販売はチューニングショップを通じて行われる。

 自動車窓ガラス用高弾性接着剤<br>「Hamatite Hyper Sealant」
自動車窓ガラス用高弾性接着剤
「Hamatite Hyper Sealant」

 6.多彩なキッチンレイアウトを実現「スマートサイホン」
【ブリヂストン】

 野村不動産、長谷工コーポレーションと共同で開発した、水が落ちることで発生する引く力(=サイホン力)を利用した新しい排水システムが、スマートサイホン。

 その新たな排水システムが、野村不動産の大規模分譲マンションに採用される。

 従来の排水システムに比べ床下空間を低く設計でき、台所や浴室などの、水回りの配置の自由度が向上する。

 道路ジョイント

7.新型道路ジョイントが首都高羽田線で採用

 【ヨコハマ】

 横浜ゴムの「YHT-N」型は、従来の「YHT」シリーズをリニューアルして2015年1月に発売された道路橋用伸縮装置(道路ジョイント)。

 内部の止水ゴム部を改良する事により、止水性と耐久性が向上したほか、より幅広い取り替え補修に対応できるようコンパクトな構造を実現したもので、2016年1月に首都高速1号羽田線の道路ジョイント交換品に採用された。

 道路ジョイント
道路ジョイント

8.バス乗降のバリアフリーに貢献する“縁石”

 【ブリヂストン】

 横浜国立大学、日本交通計画協会と、バス乗降時の正着性向上に関する共同研究を行っているブリヂストンが、「次世代正着縁石」のコンセプト、具体的な形状を考案。

 これは、ドライバーの技量に依存せず縁石への進入角度を制御する“路肩スロープ”、縁石接触時のタイヤへの衝撃を緩和する“縁石底ラウンド形状”を有したコンセプトで、バリアフリー化に貢献することが期待されている。

 次世代正着縁石のコンセプト
次世代正着縁石のコンセプト

9.寝苦しい夏の夜の安眠をサポート「雪枕 長時間」

 【ダンロップ】

 寝苦しい夏の夜を救ってくれるのが、ダンロップホームプロダクツが発売した保冷用具「雪枕 長時間」だ。

 柔らかいソフトマット層と凍結層、冷気を逃がさない断熱シートの3層構造で構成されている。

 また、寝心地を考慮し、凍結層は2分割して中央部分が沈み込む形状を採用。ソフトに首に沿うことで安らかな眠りを実現する。ドラッグストア、ホームセンターなどで販売。

雪枕 長時間
雪枕 長時間

10.世界初! タイヤから路面状態を判別してお知らせ

 タイヤから接地面の情報を収集&解析し、路面情報やタイヤの状態を把握するセンシング技術を、ブリヂストンが世界で初めて実用化。

 降雪など、刻々と変わる路面状態を車載解析装置によって判別。車内のディスプレイを介して、ドライバーへタイムリーに伝達してくれる。夜間など視界の悪い状況でも路面状態を的確に把握することができるようになり、安全運転を支援する。

タイヤから路面状況を把握することが可能に
タイヤから路面状況を把握することが可能に

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