ネオンが脈打つ東京の夜、完全招待制の「Red Bull Tokyo Drift 2025」に熱狂が集結。名車からハイパーカー、そして伝説級ドリフターまで、映画のような非日常が現実のスロープで火を噴いた。さらに、特別なMINIがサプライズ発表!!
文:ベストカー編集部 鈴村朋己/写真:Red Bull Content Pool、ベストカー編集部
【画像ギャラリー】CGじゃなくてリアルだよ!! 立体駐車場をドリフトで駆け上がる姿ヤバい!! レッドブル東京ドリフトの会場の様子をじっくり見て!!(54枚)画像ギャラリー一夜限りの特別なカーミーティング
10月5日、東京・某所。完全招待制のナイト・カーミーティング「Red Bull Tokyo Drift 2025」に、ベストカー編集部は招かれた。
ネオンに染まった会場へ足を踏み入れた瞬間、目の前に広がるのはまるで異世界。フロアには敏腕DJが繰り出すEDMが鳴り響き、日本を代表する有名チューナーの手がけたカスタムカー、カリスマオーナー、トップドライバー、そして人気インフルエンサーが一堂に会していた。高揚感が空気を震わせ、鼓動がBPMにシンクロしていく。
集まったクルマは実に多彩。平成の名車・NSXやスカイラインGT-Rを皮切りに、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニといったスーパーカーがずらりと並ぶ。
さらには、滅多にお目にかかれない「アストンマーティン・ヴァルキリー AMR Pro」までもがこの特別な夜に参列。スポットライトを浴び、来場者の視線を焼き付けて離さない。
会場のあちこちでは、クルマ談義に花を咲かせる来場者たち。漂うのはオクタン価の高い会話と笑顔。その光景は、映画「ワイルド・スピード」のワンシーンそのものだ。
現役プロドライバーのドリフトテクニックに会場騒然!! シャコタンMINIも!!
メインイベントは、ドリフト界の象徴・マッド・マイク選手と、16歳にしてFormula Drift USAで優勝歴を持つ新星・箕輪大也選手によるドリフト・エキシビション。
立体駐車場のスロープを、スモークとスキール音を従えて駆け上がる。映画でしか見たことのない“非現実”が、目の前の“現実”に変わる瞬間だった。
一歩間違えばクラッシュ必至のシチュエーション。しかし2人はラインもアングルも完璧。見ているだけなのに、アドレナリンが噴き出し、鳥肌が波のように押し寄せる。時間がスローモーションになるほどの、圧巻の数分間だった。
イベント終盤、会場入りからずっとカバーで隠されていた1台がアンベール。姿を現したのは、巨大なレッドブル缶を背負ったMINI。
街中やイベント会場でのサンプリング用スタッフカーとしておなじみの存在だが、よく見るとこれはかなりの“シャコタン”仕様。地面をかすめるようなロー&ワイドが、会場のどよめきをさらう。
実は2026年3月、新たなイベントが予定されているという。そこでの走行に向け、シャコタンMINIは完成度をさらに高めるべく作業が進行中。この夜のアンベールは、その予告編に他ならない。
日本には数多くのカーイベント、カーミートが存在する。だが、ここで提示されたのは従来とはまったく異なるプラットフォーム。時代が流れるように、イベントのカタチもアップデートされ続けなければならない。
レッドブルは、その新しいカタチを全身で体現してみせた。先人が築き上げてきた日本のカーカルチャーに、彼らはイマ、鮮烈な旋風を吹き込もうとしている。





























































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