いよいよ新型ランドクルーザーFJの日本発表が決まったようだ。トヨタはすでに2026年央と公式発表しているが、少し早まったのだろうか。筆者はランクル250オーナーだが、ランクルFJの買い替えを考えている。冷静に見て、ランクル250オーナーからの視点でランクルFJはどうなのか、解説していきたい。
※掲載している情報は正式にトヨタからもたされたものではなく、筆者がディーラーや関係者から得た情報です。
文:青山勇樹/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
ランクルFJの正式発表は2026年5月14日に決定か!?
ランドクルーザーFJの発表日が2026年5月14日に決まったようだ。この情報はメーカーが公表したものではないのであしからず。関係者を通じてベストカースクープ班が独自に情報を入手したものだから、変更されることもありえるので、あくまでも参考程度に考えてほしい。
いずれにしてもランクルFJが世界初公開された2025年10月21日に、正式発表は2026年央とアナウンスしているのだから、大きな驚きはないのは事実なのだが、そろそろ準備を始めようかという気になってくる。
今から準備すれば、ランクル250は「買えないクルマ」ではなくなることを信じて。ではどのように準備したほうがいいのか? 以前は、新車発表数カ月前から先行予約が始まり、価格提示&見積書作成&受注開始は発表日の1カ月前~2週間前となっていた。しかし、受注が殺到し、発表日にはもう1年分の生産台数が売り切れ→すぐに受注停止という事態になっていた。
新型プリウス以前はこのような形だったのだが、新型プリウス以降、アルファード&ヴェルファイア、ランクル250の場合は、正式な受注(ディーラー→メーカー)は発表日当日(の午後から)以降に変わったのだ。
販売方法については、以前は販社、都道府県によって異なるが、既納客(先代に乗っている古くからの顧客)優先で一見客お断り、抽選販売、抱き合わせ販売が行われていた。
ちなみに抱き合わせ販売というのは、下取り車あり、残クレ利用、ボディコーティング、メンテナンスパックを利用した項目が多いほど納期が早く、確実に買えるというもの。
なかには営業マンが指定するディーラーオプション品を買うことを半ば強制されたり、違うトヨタ車(ハリアーなど)を2年乗ってその後、希望の新車(アルファードなど)を購入するように薦められた例もあった。
2024年11月15日には自動車公正取引協議会がトヨタ販社に対し注意喚起を行い、ついにというべきか、2025年4月には公正取引委員会からトヨタモビリティ東京に対し、抱き合わせ販売等(不公正な取引方法第10項)に該当し、独占禁止法第19条の規定に違反するおそれがあるとして、抱き合わせ販売をやめるよう警告、全国のトヨタ販社には注意喚起が行われたのだ。
さすがにランクルFJでは抱き合わせ販売が行われないと思うが、相当な争奪戦になることが予想される。2025年10月21日にランクルFJが世界初公開された数日後、トヨタディーラーの営業マンに聞いたのだが、予約したいという人から電話がじゃんじゃんかかってきたそうだ。
当然、今の段階で、予約はできないし、予約が取れるようになったら連絡してくださいって営業マンに言うのは迷惑な話だろう。
では必ず買うためには何をすればいいのだろうか? 最寄りの営業マンとコミュニケーションを密に取ることは基本だが、年明け、3ヵ月前、2カ月前といった具合に、購入する意志を明確に営業マンに伝えることだ。
実際、筆者もアルファード、ランクル250を購入した時はこのような形で実践している。東京、神奈川、千葉、埼玉など都道府県によっても、販社によっても異なるので、確実に購入したいなら2ヵ所以上回ることをお薦めする。いずれも確約な方法ではないので参考程度にしてほしい。おそらく表向きは先行予約を受け付けないといいながら、熱意に推され、エントリーさせてくれるところもあるかもしれない。
余談だが、スズキディーラーでは「頭金を入れ、シェラを受注すれば後でノマドに変更できて納期が早くなる」というやり方で予約受注を行っていた。










コメント
コメントの使い方