本誌『ベストカー』にて好評連載中の「有名人が語る 私とクルマの関係」。今回は、プロゴルファー 木戸愛プロが登場だ! 試合の時でも「女性らしさを忘れたくないから」と、ミニスカートを履くことが多い木戸プロ。そんな気持ちを反映させているのか、愛車も力強さのなかに気品と美しさが漂う英国王室御用達のランドローバーだ。免許を取得して以来、ずっと大型のSUVを乗り継いできたという彼女に迫る!
文:河合昌浩/写真:山上徳幸/構成:伊藤明弘
これまで乗り継いだクルマはすべてSUV!
「免許は高校3年生の在学中に取りました」と話す木戸プロ。
プロゴルファーを目指すジュニアは、必要に迫られて18歳になったらすぐに取得する選手が少なくない。実家を離れ、東北高校へ進学。練習場やゴルフ場へ通うため、できるだけ早く取得したかったという。
運転免許を取得してすぐに買ってもらったのは、トヨタのハリアー。
「ゴルフは荷物が多いので、大型のクルマしか選択肢にありませんでした。運転する際、最初からクルマの大きさは気にならなかったです」と話すように、これまで乗り継いできたクルマはすべて大型SUV。
父の背中を見て成長してきた
最初の愛車を購入してくれた父は、職人肌の関節技でその名を知られたプロレスラーの木戸修氏(2023年逝去)だ。
「見せるのがプロ。その姿勢は父から学びました。父は私生活でも厳しいトレーニングはもちろん、食事の管理も徹底していました」
『練習は裏切らない。一生懸命やっていれば、必ずいい日はやってくる』という父の言葉どおり、愚直に球を打ち続ける木戸プロの姿をトーナメント会場の練習場でよく見かける。父の生き方が自然と染み込んでいるのだろう。
ゆっくり休めたアルファードの後席
「父は妹と私が小さい頃、練習にも試合にもクルマで送り迎えをしてくれました。遠征の時は、アルファードの後部座席をフラットにして私たちがゆっくり休めるようにしてくれました。そして、クルマを降りる時に『頑張っておいで』とひと言。いつも静かに見守ってくれました」
試合では悔しいことが多かったけど、何も言わなくても、運転をしてくれているだけで安心できたと話す。
スーッと走り出すところがお気に入り
クルマの中では洋楽も日韓ポップスも、ジャンルを問わず何でも聴いている。
「父が亡くなる前、最後に一緒にディフェンダーを運転した時にエルトン・ジョンの『ユア・ソング』が流れて、『いい曲だよね』って父が言っていたのを思い出します」
父との思い出も詰まったディフェンダーは、父のように大きく迫力があってカッコイイのはもちろん、力強くスーッと走り出すところがお気に入り。
「アームレストの下に冷蔵庫があって、ペットボトルが4本も入るんです。プロテイン飲料を冷やしておけるので、トレーニング後にも重宝しています」と、充実した装備もプロとしての生活に役立っているという。
2025年はメルセデスランキング38位でシーズンを終え、6年ぶりにシード復活を果たした木戸プロ。ジャンボ尾崎に師事してから2シーズンが経過し、ゴルフに磨きがかかってきた。
2026年、今季のツアーで、さらなる活躍を見せてくれるだろう。















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