【取り締まりの疑問】 オービスは悪天候時の臨時速度規制にも対応しているのか?

オービスは光らなくとも覆面パトカーの目は光る

 そして、当然速度規制が実施されるのにはそれ相応の意味がある。

 特に注意したいのが強風だ。豪雨や濃霧ならば「これは危険だ」と意識しやすいのだが、強風は常に吹いているわけではなく、しかも局地的に突然発生する。

 強風に煽られると、本当に怖い思いをする。捕まるから……という理由ではなく、危険回避の意味から速度規制はしっかりと意識して頂きたいのである。

このような豪雨でも覆面パトカーは取り締まりを実施。特に速度規制が実施されるような天候状況では、安全確保の観点からもパトカーによる巡回頻度は増す
このような豪雨でも覆面パトカーは取り締まりを実施。特に速度規制が実施されるような天候状況では、安全確保の観点からもパトカーによる巡回頻度は増す

 ところで、オービスは前述のとおりだが、速度規制区間でパトカーなどの速度取り締まりは……!? というと、これは当然ながら実施されている。

 速度規制がかけられるような道路状況なのだから、規制を実施した側の高速隊は道路上に危険はないかの巡回を強化している。そんな中、規制速度を無視して走るクルマがいれば、厳しく取り締まりを実施するのは当然だ。

 オービスのように後日違反者を呼び出して違反の事実を認めさせた上で検挙するのではなく、現場でドライバーに速度規制が実施されていることとともに違反事実を確認させる取り締まりでは、先に挙げた問題点はすべてクリアできる。

 白黒パトカーだけではなく、覆面パトカーも動員して巡回と取り締まりを強化しているから、いろいろな意味で充分注意して走っていただきたい。

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