名車と伝統が融合する!? スカイライン60年の歴史を大相撲で堪能だ【これは珍なり】

名車と伝統が融合する!? スカイライン60年の歴史を大相撲で堪能だ【これは珍なり】

日本には伝統を誇る車種が何台もある。そのなかでも今年60周年を迎えた日産スカイライン。人気も高い名車だ。そんな日産スカイラインがなんと大相撲の土俵で躍動していたというではないか!! 今回はそのウラ側を紹介しよう。

文:ベストカー編集部/写真:日産
ベストカー2017年6月26日号



日本の歴史と名車の歴史が融合だ


久々の日本人横綱が登場して盛り上がる大相撲だが、取り組みに企業などから懸賞がかかると、懸賞旗が土俵をぐるりと一周する光景を見たことがあるだろうか? 5月14日(日)から5月28日(日)まで、東京の両国国技館で行われた大相撲五月場所。実は日産がスカイライン60周年を記念して歴代スカイラインをモチーフにした、リアルな14枚の懸賞旗を出した。

横綱・稀勢の里関や、新入幕ながら先場所勝ち越しをした宇良関など、注目力士の取り組みで登場。デザインは浮世絵イラストレーターの大管雅晴氏が担当し、力強い日本の情景とスカイラインをマッチングさせている。

そもそも懸賞旗を出すのにはどれだけお金がかかるのだろうか? 日本相撲協会に聞いてみた。「懸賞旗を1本出すのに6万2000円かかり、最低の掲出単位が1場所(15日間)です。合計で93万円になります」とのこと。6万2000円のうち、5万6700円が勝利力士がもらえる金額になる。

また企業が懸賞を出す際には懸賞旗を製作する必要もある。今回のスカイラインの懸賞旗を作った専門業者に問い合わせたところ、1本あたり3万円から5万円程度が製作代の相場とのこと。製作過程を聞いてみると「そんなにやることないんですよ。プリンターでポリエステルの生地に印刷しているんです」とのこと。テレビ越しに見ると職人が染めていると思ったが、現代ではハイテクマシンの活躍でそのようなことはしていないとのこと……。


色とりどりの浮世絵の上にスカイラインが鎮座する。ベースの浮世絵は富嶽三十六景だ

スカイライン懸賞旗のこだわりはここだ!!


スカイライン懸賞旗に目を戻そう。タイトルの「日本の頂へ。スカイライン」でまずスカイラインファンはグッとくる。アツいキャッチコピー。そしてプリンス時代の初代であるLSI型から現行の13代目V37型へと続いていく。

担当が注目したのは4代目のC110と7代目のR31。C110は通称「ケンメリ」、R31は「鉄仮面」の愛称がある。なぜかこの2台だけは2ドアで描かれている。もちろん両車とも4ドアがあるのだが、やはりデザインの流麗さから2ドアを選んだのだろう。粋だねぇ、日産。

またご覧のとおりGT-Rは登場しない。「スカイラインはGTが基本」。そんなメッセージも強く感じてしまう懸賞旗なのである。見逃してしまった方も多いとは思うがなんと東京銀座のNISSAN CROSSINGをはじめ、全国のイオンモールでも展示を開催する。詳しくはこちらから。

懸賞旗の続きは次ページで。


GT-Rが爆発的に売れたR32型(右)でも4ドアセダンを絵柄にしたのに、なぜかケンメリとR31は4ドアに。日産のこだわり、と思いたい


リアルながらもどこかアジのあるスカイラインたち



初代はいかにもアメリカ車という風情だが、当時のプリンスの最先端技術を入れたクルマだった。スカイランはプリンスから日産へ、企業をまたいだクルマでもあった


直列6気筒の伝統を引き継いでいたスカイランもV35でV6に。時代とともに進化を続けるのがスカイラインでもある

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