ダイハツコペンの溢れる魅力 こんなクルマが作れるのは日本だけだ!!

繋がる楽しみも!!

 コペンの楽しみ方のひとつが、コペンの製造ラインを見学できることだ。大阪府池田市にあるダイハツのコペンファクトリーでは、専任スタッフが丹精込めて作り込んでいく様子を間近で見ることができる。クルマの製造ラインはなかなか見ることはできないが、流れ作業で組み立てられていくクルマと、スタッフの正確で丁寧な仕事っぷりは、見ていて気持ちが良い。

 コペンオーナーとして、ここを訪ねていくというのも感慨深いだろう。現在(2020年8月)は新型コロナ感染拡大防止のため、一時的に休止となっているが、早期の復活を願っている。

 そしてもうひとつ、神奈川県の鎌倉市にあるコペンローカルベースKAMAKURAも、コペンと地元をつなぐ、ドライバーズカフェとして人気のスポットだ。店内にはコペンの実車が展示されており、運転席に座ったり、電動ルーフを開けることもできる。カフェ店員が説明スタッフもかねているので、コペンの思い入れを熱く語っていただくこともできる。

コペンにはおしゃれな街並みやカフェも似合う(写真はイメージ)

 コペンローカルベースKAMAKURAは、地元のアーティストや飲食店とコラボしたマルシェ、ダイハツと地元の人同士が、コミュニケーション獲れる場となっているそうだ。コペンオーナーでなくとも、お洒落なコペンの雰囲気と、美味しいごはんで、おもてなしを受けられる。筆者もプライベートで伺ったことがあり、ここのブリトーは最高においしかった。

コペンの象徴である、約20秒でフルオープンとなる「電動開閉式ルーフ」は継承している

 この2か所は、コペンオーナーやコペンファンの方には、ぜひ一度は行っていただきたいスポットだ。まだまだ暑いが、秋になったらルーフをオープンにして、颯爽とドライブしても良し、写真を撮ってSNSにシェアしても良し、コペンとのカーライフの楽しみ方はいくらでもある。

 こうしたクルマが、200万円前後で手に入る日本という国は、なんて凄いんだろう、と本当に思う。2020年6月のコペン販売台数は213台。ライバルのホンダS660が263台であることを考えると拮抗しているともいえるが、日本車の多様性のためにも、両車そろってもっと売れてほしい。

【画像ギャラリー】自分好みのスポーツカーがきっと見つかる!! ダイハツコペンの4つのデザインをギャラリーでチェック!!

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