■【スズキ】軽自動車は軒並み四桁、乗用車はほぼ三桁
◎ジムニーシエラ 72台
◎ランディ 35台
寸評/スズキの最量販モデルはワゴンRの8801台で、(フルモデルチェンジ直前の)スペーシア6865台がそれに続く。
「売れていない軽自動車モデルがない」というのがスズキの特徴で、ハスラー5232台、アルト(ワークス含む)4290台と続く。対称的に乗用車は苦戦モデルが多く、上記2台だけでなくバレーノ105台、SX4 S CROSS155台とギリギリ三桁台がゾロゾロとある。
ソリオ3590台、スイフト2046台は立派。ジムニーシエラは軽のジムニーとともに2018年にフルモデルチェンジ予定。
【ダイハツ】OEM車が並ぶなか、生産中止のモデルが2台売れた
◎メビウス 8台
◎アルティス 17台
◎ムーヴコンテ 2台
寸評/トヨタからのOEM供給であるメビウス(プリウスα)とアルティス(カムリ)に加え、2017年3月には生産終了しているムーヴコンテがスルッと入っている。まだ新車在庫あったんですね。
「カクカクシカジカ」のCMはインパクトが強かったが、9年間作って一度もモデルチェンジせずに生産終了というのは哀愁を感じる。とはいえ切ない話が多い当企画の中で、もう売れるはずではなかったクルマが売れたという「いい話」にも取れるか(ポジティブ)。
なおダイハツの最量販モデルはタントの1万660台、これにムーヴキャンバス(前述のムーヴコンテの実質的な後継車)7149台が続く。乗用車部門ではトールが2046台と健闘中。
【備考】
※本企画にはマツダが登場しないが、それは2017年10月の月販台数で、二桁台を出したモデルが(OEM車を含めて)1台もないから。ロードスターもきっちり248台売れており、スバル以上に「選択と集中」がうまくいっている印象。
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