幼少期に見たロボットのアニメ。いつかあんなロボットに乗って移動してみたいな、なんて思い続けて早数十年。
ついに2017年、そんなロボットが完成した。250ccエンジン搭載で、弾まで発射する超カッコイイロボットを開発した会社にベストカー編集部が突撃試乗。
なんと社員教育で作ったという2足歩行ロボ、レンタルも可能という。ベストカー編集部馬場が身を張って試乗してきました。
文:ベストカー編集部/写真:西尾タクト
■ガンダムか、スターウォーズか!? 群馬に登場した国産2足歩行ロボ
まさに目の前に鎮座するのは「スターウォーズ」か「機動戦士ガンダム」の世界の乗り物。
「LAND WALKER」という二足歩行ロボットだ。環境保全機械を製造する榊原機械(群馬県前橋市)の社員が製作。社員教育の一環で各人が図面からコンピュータプログラミング、完成までほぼ己の力のみで作り上げるというから驚く。
「子どもの頃に憧れていた操縦できるロボットに乗りたかったんです」と製作のきっかけを語る、このロボ担当の南雲正章さん。「スターウォーズ」好きの私、編集部・馬場はたまらんなぁ、とさっそく乗り込む。
■緻密な制御で転倒無用 ゴム弾も出る本格派
「ウゲッ、高い」。3mのアイポイントは想像以上に恐い。そして250cc汎用エンジンで始動。足もとにある2つのペダルを踏んで前後左右へ移動する簡単操作。すり足で「ガシャコン、ガシャコン」と進むわけだが、揺れとともに恐怖心も襲う。
「微妙な動きはコンピュータ支援制御しているので倒れませんよ」と南雲さん。ちなみに右に向きを変える際は人間の”回れ右”の要領で足を動かす(左も同様)。
汗かき興奮状態で二足歩行を堪能した。ちなみにレンタルは1日60万円から可能。榊原機械株式会社のホームページからは動画も見れるから要チェック!!
【LAND WALKER スペック】
全高:3400mm
総重量:1000kg
定員:1名
エネルギー:250ccエンジン
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