カローラクロス 新型ジューク… 日本では買えない魅力的な日本車 8選

■スズキ版RAV4 アクロス

 RAV4PHVのスズキ仕様として欧州で今年秋から投入されるのが、このアクロス。昨年3月にトヨタとスズキの協業が発表されていたが、その一環として登場。

スズキ版RAV4 アクロス/E-Fourエレクトロニック4×4システムを備えるアクロス。信頼性の高いハンドリングが身上だ
スズキ版RAV4 アクロス/E-Fourエレクトロニック4×4システムを備えるアクロス。信頼性の高いハンドリングが身上だ
スズキ版RAV4 アクロス/リアスタイルに関してはフロントセクションほどRAV4との差異はない。全体的に上品なイメージに
スズキ版RAV4 アクロス/リアスタイルに関してはフロントセクションほどRAV4との差異はない。全体的に上品なイメージに

 で、このアクロス、かつて二輪車で同社が販売していた250ccバイクと同じ名前を復活させたもの。

 直4、2.5Lハイブリッドにリチウムイオンバッテリーを搭載するのはRAV4PHVと同じだが、フロントマスクは武骨なRAV4に比べて、キリリと引き締まった印象だ。

スズキ版RAV4 アクロス/インテリアではエクステリアほどの差別化は図られていないようだ。「S」のスズキロゴが入ったステアリングが妙に新鮮に感じられるアクロスのコックピット
スズキ版RAV4 アクロス/インテリアではエクステリアほどの差別化は図られていないようだ。「S」のスズキロゴが入ったステアリングが妙に新鮮に感じられるアクロスのコックピット
スズキ版RAV4 アクロス/ハンドルの位置は日本と同じく右ハンドル仕様に加え、左ハンドル仕様も設定されている。シートについてはRAV4からの大きな変更点はないもようだ
スズキ版RAV4 アクロス/ハンドルの位置は日本と同じく右ハンドル仕様に加え、左ハンドル仕様も設定されている。シートについてはRAV4からの大きな変更点はないもようだ
スズキ版RAV4 アクロス/EVモードでの航続可能距離は約75km。中国で広汽トヨタが販売しているワイルドランダーに酷似したフロントフェイスを持っており、RAV4とはきちんと差別化が図られている
スズキ版RAV4 アクロス/EVモードでの航続可能距離は約75km。中国で広汽トヨタが販売しているワイルドランダーに酷似したフロントフェイスを持っており、RAV4とはきちんと差別化が図られている

■欧州では昨秋にフルモデルチェンジ! 日産 2代目ジューク

 日本では初代モデルが昨年かぎりで生産終了し、その後継モデルとして今年キックスがデビュー。しかし、昨年9月に欧州で登場した2代目ジュークは日本では現時点でも導入されずじまい。

日産 2代目ジューク
日産 2代目ジューク

 2代目ジュークは初代モデル同様にフローティングルーフを採用したクーペSUVスタイルを踏襲し、躍動的なエクステリアを実現。

 ジュークのアイデンティティとも言える丸型LEDヘッドランプに加えて、Vモーショングリル、Y字型シグネチャーを組み合わせている。

ダッシュボードやドアトリムには柔らかい触感の素材を新たに採用し、上質感を向上させている。ポップなカラーの採用も魅力
ダッシュボードやドアトリムには柔らかい触感の素材を新たに採用し、上質感を向上させている。ポップなカラーの採用も魅力
2代目ジュークのリアシート。新しいCMF-Bプラットフォーム採用により、初代モデルよりも35mm広くなっている。後席ニースペースは58mm拡大している
2代目ジュークのリアシート。新しいCMF-Bプラットフォーム採用により、初代モデルよりも35mm広くなっている。後席ニースペースは58mm拡大している
6速MTが用意される2代目ジューク。組み合わせられるエンジンは直噴の直3、1LターボのHR10DDT型で最高出力117ps/最大トルク20.3kgmを発揮する
6速MTが用意される2代目ジューク。組み合わせられるエンジンは直噴の直3、1LターボのHR10DDT型で最高出力117ps/最大トルク20.3kgmを発揮する

 また、プロパイロットに車載Wi-Fiなどの先進技術を採用したほか、直3、1Lターボに6MTと7速DCTを組み合わせている。

 インテリアでは、後席ニースペースを5.8cm、ヘッドルームを1.1cm拡大したほか、ラゲッジルームも初代から約20%拡大した422Lを確保している。キックスもいいけど、この2代目は?

ブラック基調でレッドカラーのルーフを持ったスポーティなモデルも用意される2代目ジューク。英国製
ブラック基調でレッドカラーのルーフを持ったスポーティなモデルも用意される2代目ジューク。英国製

■北米で2020年末登場へ マツダ3 ターボ

 マツダの北米部門は7月8日、マツダ3の2021年モデルに直4、2.5Lターボの「SKYACTIV-2.5T」を搭載したモデルの設定をアナウンスした。

マツダ3 ターボ/北米マツダサイト上でアナウンスされた直4、2.5Lターボエンジン搭載車の追加設定
マツダ3 ターボ/北米マツダサイト上でアナウンスされた直4、2.5Lターボエンジン搭載車の追加設定

 ファストバックとセダンの両方に用意されるが、マツダ3はその前身のアクセラ時代から「マツダスピードアクセラ」名で、264ps/38.7kgmの直4、2.3Lターボを積んだFFターボスポーツモデルを設定していた。その後継車となるのは間違いない。

 ただし、今回の2.5LターボにはFFではなく、4WDのi-ACTIV AWDが組み合わされる。スペックは最高出力253ps/最大トルク44.2kgm。

マツダ3 ターボ/日本国内ではCX-5やCX-8、マツダ6に設定されている2.5Lのガソリンターボが北米では今年末からマツダ3に搭載へ
マツダ3 ターボ/日本国内ではCX-5やCX-8、マツダ6に設定されている2.5Lのガソリンターボが北米では今年末からマツダ3に搭載へ

 現在、日本国内のマツダ3エンジンラインナップは1.5&2LガソリンNA、1.8Lクリーンディーゼル、2LマイルドハイブリッドのSKYACTIV-Xだが、スポーツモデル復権のためにも、ここはぜひ日本市場にも!

マツダ3 ターボ/写真は国内仕様
マツダ3 ターボ/写真は国内仕様

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