ホンダの次世代育成プログラムとして2002年から開催されているのが「子どもアイディアコンテスト」だ。今年で第18回を迎えるが、その最終審査会が2020年12月12日(土)にオンラインで開催された。
多数の応募の中から一次審査を経て選ばれた子どもたちが、自分で描いたアイディアの絵を作品にし、工夫を凝らして発表を行った。
文/ベストカーWeb編集部、写真/Honda
■ごみ問題、交通安全問題、エネルギー問題を小学生ならではの発想で解決!?
2020年12月12日(土)、「子どもアイディアコンテスト」の最終選考会がオンラインで開催された。
ホンダが2002年から開催しているこのコンテストは、社会貢献活動のひとつで、次世代を担う子供たちを育成するためのプログラム。
クルマ関係に限らず、多くの分野で新しいアイディアを募集し、「夢を持つこと」「挑戦すること」「創造すること」の大切さや楽しさを体験してもらう活動だ。
第18回となる今回は、こんなご時世にもかかわらず7700通以上の応募があり、その中から最終選考会に20組21名が勝ち残った。
低学年の部・最優秀賞に輝いたのは、中嶋みなみさんの「ゴミをたべるロボ キラキラカラスくん」。食べたゴミを体内で燃やし、それを材料に卵を産んで仲間を増やす。多くのゴミが処理できる。
近所で見かけたカラスをヒントに思いついたという作品。プレン全テーションでの演技は茂木氏に高く評価された。
高学年の部・最優秀賞に輝いたのは、岩佐葵さんの「サード☆ワールド」。人の住む階層、クルマが自動運転で走る階層、下水やごみを再利用するエコサイクルシステムの階層と、世界を3つに分けることで安全でクリーンな社会を実現する。
「事故を見たことをきっかけに、事故のない世界を作りたいと思いました」とコメント。しっかりした造形の作品だ。
審査員長の茂木健一郎氏は、「みんな素晴らしい作品をありがとうございました。ご家族の方たちも力を合わせてこの場を実現したと思います。みんなが力を合わせて、今日このように夢をつないで、夢を膨らませる、そういう場を持てたことを感謝したいです」と総評を語った。
最終選考会で発表された作品は、小学生とは思えない高レベルなものばかりで、将来が非常に楽しみになった!
コメント
コメントの使い方