【ボルボXC40、CX-5…】いくらなんでもみんな褒めすぎ 褒められすぎなクルマたち


■あの超高回転FRもいま思えば褒めすぎた?

もう一台あげますと、99年に登場したホンダS2000でしょうか。これまたFRの古典的オープンスポーツです。もうそれだけでカーマニアは誉めてしまうのですよ! なんか法則がわかってきたっしょ? ホメずにいられないのですよ!

エンジンは9000rpmまで回るしさぁ。当時、日本中がS2000に熱狂したと言っても過言ではありますまい。ただ私はこのクルマ、登場当初からイマイチだなと思っておりました。

オープンスポーツってのはこんなにギチギチに体育会的なもんじゃない、これでどこ走れば楽しいんだ、サーキットでしか楽しめないじゃないか! と。実際にはサーキットでも操縦性がピーキーであんまり楽しくないとか言われていたけど、私はサーキットでは乗ってないのでよくわかりません。

最後に、近年のモデルで一例を。2012年に登場したマツダの先代CX-5です。これは、スカイアクティブDエンジンのインパクトがあまりにもデカく、あまりにも画期的で、あまりにもトルクフルで、もうそれだけで恋は盲目状態。絶賛されまくりました。

クリーンディーゼルで走りもいい、という新たなコンセプトを掲げたCX-5。プロトタイプへの試乗などまでさせていたが乗り味はまだまだだった
クリーンディーゼルで走りもいい、という新たなコンセプトを掲げたCX-5。プロトタイプへの試乗などまでさせていたが乗り味はまだまだだった

しかし実はこのクルマ、初期モデルは乗り心地にとても問題があった。やたらピッチングがデカく、ハネて落ち着きがなかったのです。これを買った某カメラマン氏は、縦揺れが激しくて撮影できないということで、すぐ買い替えてしまいました。

その後足回りは改良されて、いいクルマになりましたが、こういう大きな技術的革新があった場合、誉められすぎる傾向がありますね。