「東京モーターショー2021」の開催中止が伝えられる中、日本最大のトラックショーである「ジャパントラックショー」が来年5月に開催されることが決定した。
「ジャパントラックショー」は、日本のトラックメーカーである大型4社に加え、海外のトラックメーカー、架装メーカー、部品・用品メーカーなどが多数出展する、文字どおりトラックの祭典だ。
業界関係者ばかりでなく、親子連れの来場なども広く募り、一般の人たちにもトラックに対する理解を深めてもらうことも狙っている。
そんな「ジャパントラックショー」が2022年5月12日から3日間、「パシフィコ横浜」での開催が決定。アフターコロナ時代の社会や経済のけん引役としてのトラックの訴求に向けて早くも動き出した。早速「ジャパントラックショー2022」の概要をお伝えしよう。
文・写真/フルロード編集部
(2021年3月発売 トラックマガジン「フルロード」第40号より)
【画像ギャラリー】国内外のメーカーが多数出展!! 2022年5月「ジャパントラックショー2022」開催決定!!
■来年5月に「パシフィコ横浜」で開催
ジャパントラックショーは、トラック・輸送関連のハード・ソフトが一堂に会する日本最大の展示会で、2016年の第1回を皮切りに2018年に第2回を開催。隔年開催で順調にスタートを切り、出展者数・来場者数も予想を上回るペースで増えていたが、2020年はコロナ禍で開催直前に中止に……。
今後の開催がどうなるか心配する向きもあったが、2022年5月12日(木)~14日(土)までの3日間、これまでと同様に「パシフィコ横浜」で開催されることが決定した。
「ジャパントラックショー2022」のテーマは「物流、新時代へ」。このテーマは、自動運転・IoTなどのハード・ソフト面の技術革新、アフターコロナやSDGsなどへの対応でますます変化を求められる物流企業に、新しい時代を生き抜くため、ショーで有益な情報や技術を収集してもらうことを意図したものだという。
会場は「パシフィコ横浜」の展示ホール全館と屋外ピロティ、コンコースなどで、展示規模は150社・550小間の予定。来場者数は前回(2018年)を上回る6万人を見込んでいる。
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