クルマが好きな中高年の方はいろいろと雑学も豊富!! ということでベストカー編集部のベテランが厳選した、クルマ初心者も必見の「クルマトリビア(雑学)」をピックアップ。
若い人とおじさんたちとの話のキッカケになればいいな、って感じでお届けします。
中高年の皆さんも知らないこと多いかもしれませんよ!! だってポルシェがトラクターを作っていたって知ってました?
文/写真:ベストカー編集部
ベストカー2019年1月26日号
■クルマはどれくらいの台風で吹っ飛ぶのか?
2018年の夏は強烈が台風が日本を襲い、特に西日本で被害を出したが、その時のニュース映像でクルマが強烈な風で吹き飛ばされている映像に驚いた人も多いことでしょう。
果たしてどのくらいの強烈な風ならクルマが吹き飛ばされるのか?
気象庁が発表しているデータを見てみると以下のようなことがわかった。
・軽自動車や普通自動車(コンパクトカー)が横転するのは、『39〜52m/s』
・普通自動車(ワンボックス)や大型自動車が横転するのは、『53〜66m/s』
「いやいやそんな滅多に横転しないでしょう」と侮るなかれ。
ハイト系のワゴンなど風の影響を受けやすいクルマは意外なほどに簡単に横転する。なので台風の時は天気予報をよく聞いて注意したいところ。
■世界初のハイブリッド機関はポルシェが開発!?
ハイブリッドカーといえば、泣く子も黙るエコなクルマ。実はそのハイブリッドカー、最初に作ったのはトヨタではない。ポルシェ創業者、フェルディナント・ポルシェ博士だった。
1号機となったのは1899年のローナーポルシェハイブリッド。2つの電気モーターを前輪に配置。もちろん操舵輪としての機能も持っていた。
それ以上に凄いのがトランスミッションやベルト類などを省略して、出力損失を大幅に削減していたという点。効率よくパワーを使う。そんなポルシェの思想はここから始まっていたのかも。
しかもこんなハイテクなクルマを10週間で作っちゃったというんだから、天才と呼ばれる所以もありますな~。
ちなみにポルシェはトラクターも作っていた。トラクターといえばランボルギーニが有名だが、ポルシェのトラクターも相当ユニーク。
写真のトラクターのP312は「コーヒートレイン」として有名で、コーヒー農園で活躍したという。ルックスもかわいくて、なんだかポルシェっぽい?
■ボディカラーで燃費は変わる? 一番人気な色はなに?
【ボディカラーで燃費が変わる】
JAFが2012年に行なったテストでは炎天下にクルマを止めた場合、白いクルマの室内は52℃まで上がり、黒いクルマの室内は57℃まで上がった。
つまり黒いクルマはエアコンの負担が大きくなり、多少なりとも燃費も悪くなると言えるかもしれない。
【白いクルマが人気のなぜ】
クルマのボディカラーで人気なのが白。その理由は5つほどある。
・夜でもよく目立つ
・小さなキズが目立たない
・炎天下でも室内が熱くならない
・人と同じで安心
・売る時のリセールバリューが高い
なんて理由で白が人気。ちなみにこの「白人気」は日本に限ったことではなく、ドイツの塗料メーカーBASFのレポートによるとヨーロッパでもホワイトが29%のシェアを誇り人気。
ちなみに次点は19%で黒が人気。これは日本でも同じ傾向だ。
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