■実はラジコンとしても最強!?
今回取材時にデモ走行を担当してくださったホンダアクセスの杉尾隆史さんは、なんとMINI-Z 歴16年の大ベテラン。しかもMINI-Zのレースでの実績も高く、全国大会である「ミニッツカップ」ファイナルでは、2011年度から2022年度まで連続出場を果たし、2011年度九州大会コンパクトクラス優勝と2019年度関東大会FWDクラス優勝を飾っている。
うわー、「本物」だこの人…。
杉尾さんによれば、第一弾の「ネオクラシックレーサー」と第2弾の「S660 Modulo X」のいずれもMINI-Zとしての戦闘の高さも魅力だという。その秘密は、前後のオーバーハングが極端に短いこと。写真で見比べてみると、同じシャシーを使うホンダNSX(2代目)と比較しても、前後が短いことが分かるだろう。無駄な重量物が前後にないため、より小回りが利くだけでなく、より機敏な動きも可能なのだ。
このようにMINI-Zレーサーとしても、注目の一台に仕上がっている。そのポテンシャルの高さは、軽自動車ながら、本格スポーツカーを目指した実車のS660とも共通する胸アツポイントといえよう。実際に、デモランでも、S660は、俊敏かつ華麗な走りを見せてくれた。ラジコン初心者の筆者も遊んでみたが、コースを走らせるのは、慣れるまで操作が難しい。ただオプションのジャイロユニットを購入し、装備すると直進性が高まるそう。実際に、ジャイロ付きのNSXを走らせてみたが、ジャイロのおかげで壁にぶつかる回数は劇的に減った。
ボディを大事にしたい人は、ジャイロを購入するのもおススメだ。もちろん、ON/OFFが可能なので、ドリフト走行も楽しめるのでご安心を……。因みに、購入時には、ドリフト練習に必須(?)のパイロンも付いてくる。
■初回購入特典として専用ディスプレイケースを用意
オンラインショップで絶賛予約受付中の「MINI-Z S660 Modulo X」だが、各色共に先着660台に、専用のディスプレイケースがプレゼントされる。ディスプレイ台には、S660やModulo X Version Zのロゴが加わる特別仕様。なんと、このケースデザインも、ホンダアクセスの用品デザイナーが監修したというこだわりよう。しかも価格は標準品と同じ2万7500円だから超お得だ。本企画取材時の3月末の時点では、まだディスプレイケース付きも選べるとのことだが、在庫希少とのこと。ぜひ購入検討者は早めの予約をお勧めしたい。
【画像ギャラリー】クルマ好きがめっちゃ本気出して作った「MINI-Z」のS660 Modulo X!! オーナーならぜひ欲しくなる!!(18枚)画像ギャラリー
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