日本を代表するラリードライバー新井大輝選手が自身のプロデュースでクルマを楽しむイベント、「群サイBIGMEET」を2023年7月29日に開催した。ベストカーWebもイベント当日に取材したのでレポートをお届けしよう。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/西尾タクト、ベストカーWeb編集部
■2021年冬の第1回開催以来のイベントに!
第1回の開催は季節外れの大雪のなかで2021年の冬、群馬サイクルスポーツセンター(以下群サイ)で開催された「群サイBIGMEET」。同イベントの主催は全日本ラリー選手権や世界ラリー選手権を活動の場としている新井大輝(アライヒロキ)で、「すべての参加者が楽しめるイベントを作りたい」というひょんな発言から始まった。
今回は第2回目ということもあってオフ会を全国区で担当している”太田会”と走行会を開催している”楽しく走ろう実行委員会”の協力で実現した。飲食の屋台や企業出店も10店舗以上あり、家族連れでも「奥様からお叱りを受けることのない」楽しめるイベントに仕上がったという。
飲食の屋台や企業出店も10店舗以上あり、家族連れでも「奥様からお叱りを受けることのない」楽しめるイベントに仕上げてきた。今回のイベントは社会人だけでなく、学生フォーミュラや学生自動車部からも多数参加している。
■総勢200台以上が参加!
「群サイBIGMEET」とは、「ミーティング」(オフ会)と「ドライビング」(走行会)を融合させたイベントだ。
「走行会に参加する人、モータースポーツを観戦する人、写真を撮る人、オフ会に参加し、クルマ談義に花を咲かせる人。クルマという趣味の楽しみ方は多種多様。目を三角にして走りこむ人がいてもいいし、単におしゃべりしたい人がいてもいいし、観光がてらの参加でもいいし……。とにかくみんなに楽しんでほしい!!」
そんな新井大輝選手の思いから今回も開催されたイベント。当日の走行会はふたつのエリアが用意され、ひとつ目のエリアでは、初心者向けに多目的広場(巨大な駐車場)で定常円やスラローム、ドリフトを楽しめるようになっていた。もうひとつのエリアでは中級者以上向けに峠コースを2種類用意されていた。
誰でも気軽に参加できるように1万円(学生は8000円)で走り放題という破格の価格設定となっていたのも嬉しいポイント。オフ会は3000円でパレードランやプロドライバーの同乗体験ができる抽選会への権利や、友人と一緒に並べて写真撮影などがOK。
また、今回のイベントでは写真講習会が5000円で参加でき、一般の観戦エリアとは別にさまざまなアングルから走行車両をプロカメラマンの指導のもと、一緒に撮影できるツアーも開催された。
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