【コスパ抜群】東京・立ち食い寿司の実力店3軒!! 行ってみたくなる「こだわりのネタ」や「沖縄そば」は必見

■令和創業の立ち食い寿司店は より気軽に使える!

『すし其一(きいつ)』(左から 穴子 480円、小肌 380円、生イクラ 480円、本鮪赤身 380円、本鮪中トロ 480円) 江戸前の仕事で仕込んだ小肌などネタは約30種
『すし其一(きいつ)』(左から 穴子 480円、小肌 380円、生イクラ 480円、本鮪赤身 380円、本鮪中トロ 480円) 江戸前の仕事で仕込んだ小肌などネタは約30種

 カウンターの寿司屋といえば、ひと昔前は品書きに値段もなくて一体何にどれだけ支払うのやらとヒヤヒヤする店も多かった。ましてや高級な有名店なら予約半年待ちとか行動も制限されたり。

 まあそれはそれで今も人気だし、特別感があるけど、今回、令和の新店を回ってみてこう思ったのですよ。スタイルも楽しみ方も自由自在、敷居がぐっと低くなってない?

 そもそも江戸前寿司はファストフード的な屋台が原点。思い立った時に好きなネタをササッと食べてじゃあな、が粋だった。令和の今、そんなふうに気軽に使える店が増えているなあと。

 つまり1貫からでもおまかせでも、ひとりでも家族や仲間とでもどうぞあなたのご自由に、的な店。

 気軽とはいえネタへの情熱は本物。加えて明朗会計、大将も怖くない(笑)。それってコロナ禍で外食の楽しみ方が変化し、寿司屋にも多様性が求められているからじゃないかな。

 そう、キーワードは気軽さ&多様化。どんなシーンでも安心して利用できる、名付けて「明朗寿司」。

 『すし其一(きいつ)』は令和の新定番を象徴する店だろう。面白い動きだったのは開業ラッシュの商業施設内のグルメ横丁に人気寿司店の新業態出店が増えていたこと。

 数年前からいわゆる高級店のセカンドブランドの立ち食い寿司がブームになっているのはご存じだと思うが、最近の注目店はやや進化。ゆったり座れてカジュアル、おまけに〆でさくっとでもOKのフリースタイル。

 もちろん立ち食い人気も健在で、寿司と別ジャンルの料理をコラボで楽しめる店が登場するなど新展開もある。おしゃれなネオ寿司居酒屋も若者を中心に人気沸騰中だ。

 いずれにしても回転寿司と高級店の二極化がしばらく続いていた寿司業界もここにきて変化が進んでいる印象。選択肢が増えるのは大歓迎。さて今日はどの店にする?

撮影/小島昇、取材/肥田木奈々

『おとなの週末』2023年11月号より
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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