■ダイネットスペースも工夫が満載
ダイネットスペースには運転席を反転してソファとして使えるようにするから、シャワールームの隣にソファを作って、その間にテーブルを組み込めば対面でテーブルが使えるようになる。
そのソファの下にはトイレが収まっていて、トイレを使う時にはシャワールーム内に引き出して使う。
まあシャワーもトイレもどちらかというと非常用で、普段はコンビニとか道の駅のトイレを使うし、温泉に寄れればシャワーも使わなくて済むから、これで十分だ。
キッチンの天板はパナソニックの集成カウンター材を使った。これは無垢板の集成材で耐水仕様。そもそもカウンタートップ用の天板だから、キッチンでも問題なく使えるし高級感あるからいい感じだ。
その下の収納スペースの扉にもパナソニックのMDF材を使った。これは表面はプリント仕上げなんだけど、天板と同じ木目だから相性はいいし、やっぱり高級感が出るからいい。
実はこの材料は以前リフォームを請け負った物件で、メーカーの発送ミスで間違った材料が来て、廃棄処分になったヤツ。処分代代わりに引き取って、こうしてリユースしてるからエコだし、良い材料が使えたから助かってる。
IHとギャレーの下はキッチン収納になってるんだけど、収納の引き出しの大きさや開き方は、奥に入っているもので制約を受けるから、こうなった感じ。
電気温水器が奥に入っているところは引き出しにはできないから開戸にして、シンクの下も張り出しているから下ヒンジのフラップにしてゴミ箱を入れるようにした。
引き出しは全部ベアリング入りのスライドレールを付けて、ソフトクローズするようになっている。でもスライドレールは高級品だと動きが良すぎて、ちょっと傾斜があると開いちゃうこともある。
だからキャンピングカーの場合は動きが悪い方がいい場合もある。今回はアマゾンで中華の安いレールを購入して引き出しの幅を2、3ミリ小さく作って、ワッシャーでレールの幅を調整。
また、抵抗を調整したら走行中に開くことはなく、それでいて最後は吸い込まれるように閉まる仕様にできた。
■ようやく9割がた完成!
テーブルのスペースの下は足元も一段高くして、その下に衣類とかの収納スペースに充てている。
そこには押入れ収納ボックスの引き出しだけを使って、出掛ける時に引き出しに必要な衣類を自宅で詰め込んで、そのままデュカトに積み込めるようにした。これは嫁さんのアイデアなんだけど、この方が準備の手間がかからないって言うし、自分もそう思った。
冷蔵庫はアルミのアングルに爪を取り付けて、それを冷蔵庫に噛み合わせることで固定できた。電子レンジはその上に載せるけど、これはアングルにネジ止めで固定した。
シャワールームのドアはIKEAの洋服タンスの扉枠を寸法切り詰めて作った。内側はシャワールームの壁と同じパネルを張ってあるけど、外側はまだ仕上げてない。
カウンターフローファンは切り替えのフラップを付けて右側はシャワールームの換気扇としても使えるようにした。左側はキッチンと切り替えて使えるようにした。
さあ、これでほぼ出来上がったから、次回は試しに何泊かしてみて、改善点を見つけて完成させることにしよう。
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