■SUV風スタイルに軽自動車の常識を変えたメカニズム
スタイリング上の特徴を挙げるならば、なんといってもSUV風の車高の高さにある。タイヤも四隅に配置されていて、見るからに悪路走破性能が高そうに感じられる。
マットブラック塗装されたフロント&リアバンパーもSUV感を演出しているし、ボディサイドに設けられたくぼみや、ミドシップならではのエアインテークも独特だ。
背が高いクルマながらグラスエリアは広く、特にリアのガラス面は斜めに傾斜していて、どこか初代モデルの趣が感じられる。ヘッドライトは2重構造になっていて、まるでマンガのキャラクターの目のように愛らしい。
インテリアは外観と違って比較的オーソドックスなデザインながら、使い勝手の面では優れている。助手席前には大きな物もそのまま押し込んで収納できる「フロントユーティリティボックス」を備え、操作系やスイッチ類も見やすく、操作しやすい。
また、ミッドシップレイアウトならではの室内の広さも自慢だ。普通車のコンパクトカーに匹敵するほど長い室内長の「スーパーロングキャビン」を備え、さらにシートアレンジについてもホンダらしく多彩。フルフラットシートも実現可能となっている。
リアシートの下にミッド搭載されているエンジンは、64馬力のターボと52馬力のNA(ノンターボ)2種類で、直列3気筒SOHCエンジンが縦置きされている。駆動方式はリアルタイム4WD。このスペックを見ているだけでもアクティブな走りが予想されるというもの。
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