2024年3月25日に中期経営計画「The Arc」を発表したが、プレゼン映像のなかで興味深いクルマがあった。パトロール/アルマーダ、日本では終売となったサファリだ。はたしてサファリの日本復活はあるのか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産
■新型パトロール/アルマーダが2024年度にデビュー確定
中期経営計画を発表するプレゼン資料のなかで、ICE(内燃機関車)モデルの発表もあった。2024年度に登場予定のモデルとして、すでに発表されているインフィニティQX80(2024年3月20日発表)のほか、新型キックス(2024年3月25日発表)、新型ムラーノ、新型パトロール/アルマーダと明記されている。走行シーンの映像では明らかにパトロールと思われるクルマが写っていた。
そのなかでやはり注目は新型パトロール/アルマーダだ。そう、日本では終売となったサファリが、世界ではパトロール/アルマーダの名で販売が続けられいる。2010年から現行モデルが販売されており、新型の登場が間もなく登場すると予想されていた。
今、日本ではランクル300、ランクル70の人気が凄まじく、2024年4月18日には新型ランクル250が発売予定で、三菱トライトンの登場含め、本格的なクロカン四駆の人気が再燃している。
そんな状況のなか、独壇場となっているランクル軍団にストップをかけるには、日産サファリ(パトロール/アルマーダ)の復活しかない!
■3.5L、V6ツインターボはランクル300&レクサスLX600を圧倒!
すでに発表されている兄弟車となるだろうインフィニティQX80のパワートレーンにはガソリンの3.5L、V6DOHCツインターボ(VR35DDTT)が搭載されている。
なんと最高出力は450ps、最大トルクは71.3kgmで、ランクル300、レクサスLX600の3.5L、V6ツインターボの415ps/66.3㎏mを大幅に上回る圧倒的なパワー&トルク! ディーゼルエンジンはなさそうだが、それにしても今の時代、このエンジンは凄い!
インフィニティQX80のボディサイズは、全長5365×全幅2350×全高1945~1987mm、ホイールベース3075mmという堂々たるボディサイズだから、パトロールもそれに準じたサイズになるだろう。
ちなみにランクル300のボディサイズは全長4985×全幅1980×全高1925mm、ホイールベースは2850mmで、パトロールのほうがひと回りデカい。
しかし、サイズが大きすぎるからといって日本で販売しないのはもはや時代遅れ。サファリの復活を望んでいる日産ファンも多い! 期待して待ちたい!
【画像ギャラリー】サファリの日本発売熱望! 新型はどうなる? インフィニティQX80の写真をチェック!(3枚)画像ギャラリー
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