2024年3月21日、トヨタ自動車は4月12日(金)~14日(日)の日程で、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」に出展すると発表。「トヨタ」としての出展ではなく、架空(架空??)の研究所である「トヨタ クルマ文化研究所」として出展するという。
文/ベストカーWeb編集部、画像/TOYOTA
■トヨペットクラウン、MR2、AE86レビン(BEV)が出展!!
「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」は、「クルマを超えて、クルマを愉しむ。」をキャッチフレーズとした名車、アート、音楽、食の愉しみを味わうイベント。今年で9回目となる。
トヨタ自動車は従来「トヨタ」としてこのイベントに出展してきたが、今年はやや趣を変え、架空の研究所「トヨタ クルマ文化研究所」として、トヨタ内でのさまざまなヘリテージ(遺産、伝統)に関する取り組みと、そこにかける熱い思いを表現するという。
あ……なるほど、そういう研究所がどこかにある、というわけではなく、トヨタ自動車が旧車関連の「やっていること」を、まとめて「トヨタ クルマ文化研究所」という名前を付けて出展しますよ、ということなんですね。なかなか考えるなあ……。
出展車両は3台+α。1台目の「トヨペット クラウン RS」では、トヨタの「匠の技」がいかんなく発揮されたオリジネート レストレーション(トヨタの生産工場の技能を活かし、旧車を新車当時のオリジナルな状態に再現する作業)を、実車及びパーツの展示で紹介。
2台目の「AE86(バッテリーEV)」では、電動技術を活かした旧車の新しい楽しみ方を提案。そして3台目となる「MR2 スーパーチャージャー」では、トヨタのヘリテージ活動とユーザーを繋げるKINTOの取り組みを紹介する。
またこれらとは別に、TOYOTA GAZOO Racingから「思い出の詰まった愛車に乗り続けていただきたい」との思いで取り組む「GRヘリテージパーツプロジェクト」(A70スープラ、A80スープラ、AE86、ランドクルーザー40などの部品を供給)を紹介するとのこと。
百年に一度の変革期を迎える自動車業界、「前」へ進むために「横」や「後ろ」をしっかり見つめて、日本の自動車界が築いてきた礎を確認することも大事なはず。週末、お時間ある方は覗いてみましょう。
【オートモービルカウンシル2024 概要】
日時:2024年4月12日(金)~14日(日)10:00~18:00(初日10:00~12:00プレスタイム)
会場:幕張メッセ
主催 :AUTOMOBILE COUNCIL実行委員会
https://automobile-council.com/
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