■前にダンプやバスが走っていると、無意識に車線変更をしてしまう
車重が重く、土砂などを積んでいるダンプカーが前を走っていたら、ついつい車線変更をして先を急いでしまう。「お仕事、ご苦労さん」と思いながらも無意識のうちにね……。でも意外と速いダンプカーが走っている場合もあったりする。同様にバスが前を走っている場合も、先を急ぐあまりつい車線変更。ゆっくり走る寛大な心を持ちたいところだけどねぇ。
■新型車が登場するとエコカーでなくとも燃費が気になってしまう
もうね、今の国産車はなんたって燃費なんスよ。ワゴンRがJC08モード28.8km/Lを打ち出して注目されたかと思えば、それに対抗するようにムーヴはMCで29.0km/Lを出してきた。わずか0.2km/Lでしのぎを削るほど、燃費値はユーザーの心をつかむ最も重要な要素になってしまったわけだ。
そんなわけで、新型車が登場すると条件反射的に、「燃費はなんぼ?」と気になるわけです。これぞ、“パブロフの犬”。
さらに、軽やコンパクト、エコカーでないモデルでも燃費が気になる傾向になっており、86が出てもクラウンが出ても日本人は「燃費、燃費……」。ちなみに、クラウンアスリートは9.6km/Lという数値。
■中古車店で前の愛車と同じ車種が展示されていると「俺のクルマかも?」と思ってしまう
自分が以前乗っていた愛車。時間が経過してもそれへの愛着はなかなか薄れないもの。だから、ふと目をやった中古車店に乗っていた愛車と同じ車種が展示されていたら、「お、俺のクルマかも?」とついチェックしてしまう。みなさんも、きっと、経験ありますよね?
また、これと同じようなことで、道路を走っているクルマが以前の愛車と色も型も同じに見えたら、「俺のクルマかも?」とつい目でそのクルマを追ってしまう。これも「ある、ある!」ですよね!
■タクシーに車内向けカメラが設置されていると、運転手さんを必要以上に褒めてしまう
ドライブレコーダーの車内版カメラを室内に設置し、犯罪抑止を図るタクシーが増えている。で、常にカメラに睨まれているため、つい運転手さんにおベンチャラを言ってしまう。「このクルマ乗り心地いいですね~」とか。日本人、カメラを向けられると悪い話よりいい話をしてしまいがち。(松平智敬/談)
■高速のSA/PAに立ち寄ると、お腹が空いていなくてもつい屋台を覗き込んでしまう
これは渡辺陽一郎氏が話していた“クルマ版パブロフの犬”だが、確かに言えてます! 最近のSA/PAはレストランはもちろん外にある屋台もうまいものばかりで、なかには並ばないと食べられない店も。だから、それほどお腹がすいてなくてもついのぞいてしまい、タコ焼きや焼き鳥などをつい食べてしまうことも。「屋台は別腹」ということでしょうかね?
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……さて、カーライフのなかで、つい条件反射的に行なってしまう“クルマ版パブロフの犬”をお届けしました!「ある、ある!」とみなさんの心当たりとなるネタ話もきっとあったはず。クルマと接していれば共通の習性が自然と身につくものです。
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