■『C’EST UNE BONNE IDEE(セテュヌボンニデー)自由が丘店』国産小麦の個性と全粒粉らしい魅力を全開で表現する
こちらは国産小麦にこだわり、ハムやベーコンなどの材料まで手作りに徹している。
クロワッサンは2種類あり、全粒粉のクロワッサンには横浜小麦ユメシホウ全粒粉の挽きたてと茨城県ゆめかおりをブレンド。チルドのバターを使うことで作りたてに近いバターの風味も大切にする。
これら素材を生かしたクロワッサンは濃厚な穀物の香りが際立つ。噛むほどに小麦の甘さが増していく味わいも印象的だ。
・サイズ:約13cm
・クラスト:サクサク
・クラム:しっとり、甘め
・小麦:横浜小麦ユメシホウ全粒粉(藤田農園)、茨城県産ゆめかおり
・バター:タカナシ乳業、特選バター(チルド)
和「クラストの香ばしさと、クラムのしっとり甘やかな味わいの対比が明確。また、そのままももちろんおいしいけれど、リベイクすると焼き菓子のような香ばしさが生まれてちょっとびっくり」
岡「国産小麦粉にこだわりが強いだけに全粒粉の粉自体がおいしい。粉好きな人にぴったりなクロワッサンです。穀物の香りがあるので、ビールはもちろん焼酎にも合わせてみたい」
[住所]東京都目黒区自由が丘2-15-7
[電話]03-6421-1725
[営業時間]10時半~20時
[休日]火・水
※Instagramで要確認
■『室町ボンクール本店』そのまま食べても食事に合わせてもどちらもおすすめ
オフィス街にあり、朝早くから朝食とコーヒーが味わえる街のパン屋。総菜パンが充実する一方でバゲットやハード系のパンも揃う。
安定のおいしさのクロワッサンには、小麦の風味や味わいを出すために石臼挽き小麦をブレンドし、北海道産のよつ葉バターを使用。バターを折り込む冷蔵室を完備しているのもおいしさのポイントだ。
癖がなく軽やかで、ほんのり塩気を感じさせるので食事に合う。
・サイズ:約15cm
・クラスト:柔らかめ、シャリッ
・クラム:軽やか、くちどけが良い
・小麦:リスドォル、グリストミル
・バター:よつ葉バター
和「クラムの口どけが良いですね。小粋な塩気を感じるので、食事パンとしても親しみやすい。ランチどきに食べたくなる味わいというか、卵サンドにしてもおいしいと思う!」
松「粉の味がストレートに感じられ、好きなタイプのクロワッサンです。ほんのりチーズのような香りが漂うのもおいしそう。それが具を挟んでサンドイッチにしたくなる理由かも」
[住所]東京都中央区日本橋室町4-3-12
[電話]03-5201-3811
[営業時間]7時半~20時、土8時~18時
[休日]日・祝
■『PANSHARE(パンシェア)』ザクッとしてホロリ 新感覚の食感と豊潤なバターの香り
都心からは離れているが、パン好きの注目を集めている。かっちりと姿のいいクロワッサンを始め、パンのレベルの高さには定評あり。
クロワッサンはあえて四つ折り2回の16層にし、層に厚みを持たせた。そこにたっぷりの発酵バターを使っているので、食べると香りがグワンと広がる。かぶりつくとサクッとエアリーだが最後の最後まで香ばしく、クラムはしっとりもちもち。
・サイズ:約15cm
・クラスト:軽めのカリッ
・クラム:しっとり
・小麦:日清製粉カメリア、リスドオル、ロレンス
・バター:イズニー シートバター
和「発酵バターの香りの良さと食感に驚きました。歯を入れる度に味わいや香りが変化して食べ飽きません。今回の中で一番好きなクロワッサンです。背筋が正されるおいしさ(笑)」
タ「バリバリ過ぎるクラストが苦手なので、こちらのサクッという食感はとても好きなタイプ。クラストとクラムの間とか、底の方とか、味わいの様々な違いがあって楽しめます」
[住所]埼玉県白岡市新白岡1-1-3
[電話]0480-31-8749
[営業時間]3月:10時半~18時(変動あり) ※売り切れ次第終了
[休日]月・火、不定休
■『No.4(ナンバーフォー)』独自の湯だね製法で歯切れの良さともちもちを両立
フレンチトーストやピザなどもある、行列のできるベーカリーカフェ。カフェが並んでいてもベーカリーでの購入は可能だ。
こちらでは最近増えてきた、小麦粉をお湯で練る湯だね製法でパンを作る。そこに独自の工夫を加えている。北海道産の4種類の小麦をブレンドしたクロワッサンは、湯だね製法由来のもちもち感や甘みがあって歯切れがよい。食べ手を選ばず誰にも好かれる素直なおいしさ。
・サイズ:約16cm
・クラスト:もっちり、もちふんわり
・クラム:ふわふわ
・小麦:4種の北海道小麦
・バター:カルピス発酵バター
タ「しっかり焼けた見た目もおいしそうで、食べると味のバランスが良くてするする食べられます。カフェのクロワッサンらしく、食事に合いそう。私ならハムとレタスを挟みたいな」
岡「三日月形というより、コロンとしていてかわいい。そこもカフェで絵になる。定番のカフェ・オ・レだけでなく、ミルクティーに合いそうなのも紅茶党の岡本にはうれしいところ」
[住所]東京都千代田区四番町5-9
[電話]03-3234-4440
[営業時間]8時~21時(20時半LO)
[休日]無休
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