今週末、6月2日(土)〜3日(日)に迫った「スーパー耐久 第3戦 富士24時間レース」。国内では10年ぶり、富士スピードウェイでは約半世紀ぶりに開催となる伝統の24時間レースが復活です。
ベストカーも公式プログラムを制作するなど、この24時間レース復活をどんどん盛り上げていきまっせ!!今回はその見どころなどをご紹介!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信
■日本に24時間レースがないのがおかしい!?
スーパー耐久といえばちょいと地味な存在ではあるものの、アマチュア主体の参加型レース。現在では年間6戦が行われている。
FIA-GT3マシンが活躍するST-Xクラスから、国産車の真骨頂ともいえる1500ccまでの小排気量コンパクトが躍動するST-5クラスまで、さまざまなマシンが走る伝統のある耐久レースだ。
しかし2008年の十勝24時間レースを最後に、究極の耐久レースである24時間レースがなくなっていた。
ファンはもとより、ドライバーやチームからも「24時間がないのはおかしい」という意見が溢れ、長年復活を望む声が多かった。
あれから約10年後の2017年。突如として富士スピードウェイが24時間レースの開催を予告。市街地に近い富士で24時間レースが開催できるとは多くの関係者も思っていなかっただけに驚きだった。
かつての十勝24時間は開催地が北海道ということもあり、ファンが大勢詰めかけるというのには地理的な不利もあった。
しかし富士スピードウェイは首都圏や中京圏からも近いサーキットだけに、来年以降の開催も含めて、日本の24時間の歴史が大きく動き始めそうだ。
■ベストカーがプログラムを制作
そんな記念すべき2018年の富士24時間レースの公式プログラムは、ベストカーが2017年の10時間耐久に引き続きプログラムを制作しました!!
プログラムは富士スピードウェイの西ゲート、イベント広場インフォメーションなどで発売する予定です。
レース好きの皆さんの情報源になるのはもちろんのこと、一緒に富士スピードウェイに観戦に来た奥さまやご友人にも配慮する内容になってます。
24時間レースはずーっと目を凝らしてレースを見るのもいいですが、時にはオイシイご飯を食べたり、近隣を散策したりできるのもいいところ。なので温泉ガイドもありまっせ!!
ベストカーの勝手な思いとしては、24時間レースは観客の皆さんがお祭りのような気分でモータースポーツに接することができる場であるべき、と思います。
そんなことを意識しつつ編集しました。富士スピードウェイの現場の皆さんも楽しみにしているとともに、このレースへかける意気込みは並大抵のものではありません。
今週末は富士で半世紀ぶりの瞬間に立ち会いませんか!?
決勝は6月2日(土)15:00スタート、24時間後にゴールを迎えます。レースを見ながら迎える夜明けのシーンとかたまりませんよっ!! チケットなど詳細はこちらから。
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