日産黄金期の立役者 本山哲がGT500勇退!! 「平成最速の男」はいったいなにがすごかったのか?


■突然のGT500引退と今後の本山哲の使命とは

2018年は千代と共にGT500クラスにステップアップしたB-MAXへ。

残念ながら思うようなパフォーマンスを残すことができず、シーズン終盤にはこのまま引退するのではないかという噂もあった。

しかし最終戦が終わってもそういう発言は一切なく、2019年もGT500を戦うものだと思っていた。

近年はレースを楽しんでいると感じさせる光景も多くなった。しかし全盛期のような速さを見かけることは減っていたのも事実だ。それでも時折見せてくれたファンも唸るような走りは多くの人の記憶に残ることだろう

2月9日の引退セレモニーでは、ずっと笑顔で涙など見せなかったが、本人はGT500を引退するだけでドライバーを引退したわけではないと言う。

今後は日産のエグゼクティブアドバイザーとしてGT全体を見渡し、ドライバー目線で発言をしていくことになる。

セレモニーでは「日本人の速いドライバーを応援し、発掘しサポートしていければという気持ち」と語った本山。

引退セレモニーにて最後のパートナーとなった千代勝正(中央)と握手する本山(右)。星野一義氏の豪快な笑顔が本山のGT500引退後の新たなステージへのはなむけのようだった

既に全日本カートではチーム・モトヤマとして活動し若手の育成を進めている。また年齢的にもまだまだドライバーとしても活動できるであろうし、本人のモチベーションが下がったわけではないだろう。

これからの日本のモータースポーツの発展のためにも、ぜひその持っている力やノウハウをレース界に注ぎ込んでいただきたいと願う。