■期待の大竹選手は攻め過ぎも速さはピカイチ
オーストラリアで走った大竹選手はどうだったか? 大竹選手、速いのだけれど伸び盛りのドライバー「あるある」で、攻め過ぎちゃう。会う度に「速いんだからホンの少し余裕持ったらいい」。今回もスタート前にそんな話をしていたら、少しだけオーバーペースで突っ込んだそうな。その時の状況を聞いたら「飛び出した瞬間に国沢さんを思い出しちゃいました~」だって。
その後挽回し、性能的には大きく劣る日本のJN-1クラスの車両で総合6位に上がってきた。そのまま走りきるかと思っていたら、最後のSSでエンジンにトラブル出てリタイア。その前から少しずつパワーダウンしていたようだ。大竹選手、私は伸びると期待している。エンジントラブルについちゃ仕方ない。速いんだから次戦はぜひとも少しだけ余裕持ってガンガン(笑)攻めてください。
ラリー終了後、ベイツ選手とチームオーナーのベイツさん(笑。お父さんです)に話を聞いてみた。
すると「グラベルラリーしかないオーストラリアのドライバーからすれば日本のターマックラリーは魅力的です。出来るならこういった交流をドンドンさせていきたいですね」(お父さん)。ベイツ選手は「日本のラリーは楽しいです! 観客の皆さんも暖かくて素晴らしい。また来ます!」。
今回のようにTOPドライバーの参戦も有意義ながら、チャンス無いため速いクルマに乗れない若手や、一度は海外ラリーに出てみたいドライバーが参戦出来るパッケージを作って貰えれば(例えば1戦全て込みで400万円とか)、腕試しにオーストラリアへ行ってみようという気になる。ジェントルマンズドライバーにとっても魅力。実現したら素晴らしいと思います。
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