エクストレイル&アウトランダーともに2LのNA、HV、2.4LのPHEVを用意!
次期型は両モデルとも2LのNA、同ハイブリッド、2.4LのPHEVのラインアップになる見込みである。
両社のパワーユニットを融通し合うことで、アウトランダーはフルハイブリッド、エクストレイルはPHEVをラインアップに加えることが可能になる。
PHEVは航続距離の延長などの改良も加えられる。またこのほか、日産には人気の高いe-POWER、三菱には2.3Lのクリーンディーゼルエンジンがある。
両モデルに搭載すればさらに強力な武器になる。次期型ではすぐに積まない可能性が強いものの、今後のマーケットニーズ如何では追加設定があるかもしれない。
おそらくPHEV仕様は、ガソリン仕様登場の1~2年後の投入となる可能性が高い。
このほか、安全対策、自動運転関係も最新のデバイスを採用する方向にある。自動運転支援の「プロパイロット」は最新バージョンに進化させながら、標準装備車を設定する。
自動ブレーキ、衝突回避認知機能など安全デバイスは日産製ユニットを中心に採用される見通しである。
他のモデルでも今後はセレナ&デリカD:5、マーチ&ミラージュ、キックス&RVRなどが世代交代を機にプラットフォーム&基本コンポーネントの共用化を図る方向で開発を進めている。
■証言1:首都圏日産店営業マン
「エクストレイルは現行モデル発売後6年以上が経過しているので、いつフルモデルチェンジしてもおかしくない時期になっている。三菱自動車のアウトランダーと兄弟車関係になるか、あるいはプラットフォーム、エンジンなどの共用化を図るのは大幅なコストダウンにもなるので期待している。
現在の日産にはないPHEVやクリーンディーゼル車を設定するのはライバル車との競争力を高めることにもなるので楽しみにしている。e-POWER車はフルハイブリッドがあるので、今のところ必要がないと考えている。
2020年1月のマイナーチェンジが現行モデルでの最終の改良になるはずだ。エクストレイルの人気自体は根強いのでフルモデルチェンジすれば、売れ行きは復活すると予想している。同クラスSUVのトップセラーを狙えるようになるのは間違いない」。
■証言2:首都圏三菱自動車営業マン
「アウトランダーは三菱自動車の主力車種のひとつで、SUV市場は引き続き拡大基調にあり、得意のPHEVも設定され、より技術的に進化しているので新型車の登場には大いに期待している。
次期型で日産エクストレイルとの兄弟車構成なるか、あるいは大幅なパーツ共用化はアウトランダーの今後の展開にとってはイメージアップにもつながるのでメリットは大きいと思う。
新型車の登場時期は2020年秋には投入すると、大まかな情報としては聞いている。PHEVは次期型エクストレイルにも採用されるが、逆にハイブリッドかe-POWERも設定されるのでトータル的に見れば、プラスの方が大きいのではないかと受けとめている」。
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