ヤリスクロスに搭載されるパワートレインは1.5Lと1.5Lハイブリッド
ヤリスクロスに搭載されるパワーユニットは1.5Lガソリン&同ハイブリッドを搭載し、それぞれ2WD、4WD、CVTとの組み合わせる。
1.5Lが120ps/14.8kgm 、1.5Lハイブリッドが91ps/12.2kgm+モーターの80ps/14.4kgmと、ヤリスに搭載している1.5L、ガソリン&同ハイブリッドと同じである。
WLTCモード燃費はハイブリッド2WDが31.1km/L、同4WD28.0km/L、ガソリン2WD19.4km/L、同4WD18.0km/Lで車重の軽いヤリスを下回るが、同クラスSUVの中では最も省燃費のレベルを確保している。
室内はワイドな3ナンバーサイズで背が高いのでヤリスよりも格段に広いスペースを確保。
座面が高く視界は広く運転操作性は良い。電動ハッチゲートはハンズフリーで開き、操作しやすい。
上下に位置を変えられる分割式ラゲッジ床面ボード、荷物が走行中に動かないようにするベルトも装備される。
リアシートは3分割式で左右に乗員が座っても、長尺物を積めるアームレストスルーも採用。運転席回り、ダッシュボードなどのデザイン、レイアウトはヤリスとほぼ同じだ。
ヤリスクロスのグレード構成はヤリスと同じ
ヤリスクロスのグレード構成は上級からZ、G、Xでヤリスとまったく同じとなるもよう。
タイヤサイズは最上級のZが215/50R18インチアルミホイール、中間で売れ筋のGは205/65R16インチアルミホイールで18インチもオプションで選べる。
Xは205/65R16インチスチールホイールを履く。各グレードの装備差はZがLEDヘッドランプ、LEDリアコンビランプ、本革巻きスポーツステアリング、本革巻きシフトノブを採用。
GとXはプロジェクター式ハロゲンヘッドランプでLEDヘッドランプとLEDリアコンビランプはメーカーオプション。ステアリング&シフトノブはウレタンとなる。
ボディカラーはモノトーン8色、2トーン7色。具体的にはモノトーンがテーマカラーのプラスゴールドメタリック、ホワイトパール、シルバーメタリック、ブラックマイカ、センシュアルレッド、ベージュ、グレイッシュブルー、ダークブルーマイカ。
2トーンカラーはルーフのブラックとの組み合わせがプラスゴールドメタリック、ホワイトパール、ブラックマイカ、センシュアルレッド、ベージュ、グレイッシュブルーの6タイプ、ルーフがプラスゴールドメタリックとボディがブラックマイカの組み合わせが1タイプのみの構成となる。
このほか、安心パッケージの「トヨタセーフティプラス」は5ドアハッチバック車のヤリス並みの進化バージョンを全グレードに標準装備する。
GRヤリスも2020年9月4日に発売されるので、現行の標準車とクロスを合わせて3ファミリーが出揃い、今秋からの拡販攻勢に名乗りを上げることになる。
登録実績のカウントは「ヤリスシリーズ」に含まれるので、トータルだとピーク時では月販2万台の大台を突破し、軽自動車を含めてもトップブランドに浮上するのが濃厚になっている。
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