新型アルファード登場は2022年4月!! 王者の最新情報ここまで掴んだ!

 Lクラスの高級ミニバンとしてダントツの人気を誇るアルファードと兄弟車ヴェルファイア。

 新車販売台数を見るとその凄さがわかる。アルファードは新車販売ランキングでは高額な高級ミニバンにもかかわらず、6月4位、7月5位、8月5位と売れに売れまくっている。

 そんななか、「勝って兜の緒を締めよ」ではないが、大ヒット中にもかかわらず、トヨタはTNGAプラットフォームを採用した新型アルファードを開発中だ。

 さて、新型アルファードはいつ登場するのか? 今わかっているすべての情報をお伝えしよう!

文/ベストカー編集部
写真/トヨタ
CGイラスト/ベストカー編集部
初出/ベストカー2020年10月26日号

【画像ギャラリー】現行よりもオラオラ度倍増! 新型アルファードのエクステリアをチェック!


2020年4月のデビューに向けて新型アルファードを開発中!

高額なLクラスミニバンにもかかわらず売れまくっている現行アルファード

 2020年1~8月の販売台数はエルグランドが月販平均299台なのに対し、アルファードは月販平均6519台、ヴェルファイアは月販平均1652台。2002年8月の販売台数を両方合わせると8329台に達する。

 新車販売ランキングでは、アルファードは6月4位、7月5位、8月5位。プリウスだけでなく、セレナ、シエンタ、ノートより売れているのだ。ラージクラスの高級ミニバンがこれほど売れているのは凄いことだ。

 3代目となる現行型アルファード/ヴェルファイアが登場したのは2015年1月。2017年12月にはマイナーチェンジを実施して、エクステリアのデザイン変更や安全装備の充実などを図っている。

 3ナンバーサイズの大型3列シートミニバンといえば、日産エルグランドがパイオニアで、アルファード/ヴェルファイア登場後は、両車が切磋琢磨してこのカテゴリーをけん引してきた。

 ここ数年は、エルグランドがフルモデルチェンジを実施していないことからアルファード/ヴェルファイアの独り勝ち状態が続いていた。

 そんななか日産はエルグランドのビッグマイナーチェンジモデルを2020年9月10日に発表、9月14日から予約注文の受付が始まっている。

2010年の発売から10年が経過したエルグランド。日産は2020年9月10日、エルグランドにマイナーチェンジを実施すると発表。予約注文は9月14日に開始した

 2020年1~8月の販売台数はエルグランドが月販平均299台なのに対し、アルファードは月販平均6519台、ヴェルファイアは月販平均1652台。2002年8月の販売台数を両方合わせると8329台に達する。

 新車販売ランキングでは、アルファードは6月4位、7月5位、8月5位。プリウスだけでなく、セレナ、シエンタ、ノートより売れているのだ。ラージクラスの高級ミニバンがこれほど売れているのは凄いことだ。

 5ナンバーサイズ3列シートミニバンの需要が頭打ちとなっているのに対し、アルファード/ヴェルファイアのようなラージクラスの高級ミニバンはファミリーユースではなく、快適なロングツアラー、あるいはVIP用車といった需要があり、高い人気を博しているのだ。

 当然トヨタとしては力を入れて次期型開発を行っており、2022年4月のデビュースケジュールで計画を進めている。

 トヨタは販売チャンネル統合により車種統合の方向にシフトしているが、次期型は販売面で”強さ”を見せるアルファードに統合する。

 アルファード/ヴェルファイアの販売比率はおおよそ8対2なので当然の判断だろう。ただし、ヴェルファイアファンのために、「カスタム」仕様を設定するのはノア/ヴォクシーのモデルチェンジと同様だ。

ヴェルファイアは廃止されアルファードに統合される

操安性を高める新プラットフォーム

2022年4月のデビューが予想される新型アルファード。大きく口を開けたフロントグリルはますます迫力を増す。ヴェルファイアの後継的位置づけのカスタムを新設定するのはノア同様だ(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 売れ筋モデルのうえ、今後中国市場などでのレクサス大型ミニバンの需要の高まりも期待できることから、次期アルファードには、TNGAによる新型プラットフォームを採用する力の入れようだ。

 横置きエンジンのFFという基本レイアウトに変更はないが、エンジン搭載位置を低くするなど、より低重心化を実現するとともに、サスジオメトリーを見直し、操安性を追求する。

全長は4950mm程度でホイールベースは現行型の3000mmより若干延長されそうだ。全高は現行型では1950mmだが、フロアが低くなり、室内高は変わらぬまま20mm程度低くなる(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 特にリアサスペンションは3列シートの居住性と荷室容量を確保するため、サスアーム長や稼働領域が制限されるので、どうしてもバネを固めて動きを抑えざるを得なかった。

 しかし、プラットフォームの全面新開発により、アームの取り付けポイントや取り回しの最適化が可能。

 可動ストロークを大きくできることで、特に3列目での乗り心地が改善されるとともに、ストロークを大きくしたことで、操舵に対するリアの追従性を高め、高速道路でのレーンチェンジなどでのスムーズな動きを実現する。

2.5LハイブリッドはハリアーやRAV4などにも搭載される最新のシステム。エンジンは178ps/22.5kgmでモーターは120ps/20.6kgm。4WDは後輪をモーターで駆動。3.5L、V6の代替えには新開発の2.4L、直4ターボが搭載される計画

GRスポーツのアルファードも登場!

カスタムモデルとは別に、GRスポーツの設定が計画されているのが新型アルファードのポイント。ベースのシャシー性能が高いので、高い操安バランスが期待できる(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 このTNGAプラットフォームによる操安性の大幅引き上げにより、新型アルファードではGRスポーツの開発が並行して行われているという。

 アルファードの最重要課題である2列目、3列目パッセンジャーの快適性を損なうことなく、さらにフットワークのよさを追求し、ドライバーが楽しく運転できる大型ミニバンが目標だ。

 やや硬めのバネに対し、ダンパーの伸び側減衰力を強めにチューニングすることで切り返し時の車体の動きを抑え、しっとりとした操縦性を目指すという。

 パワートレーンはRAV4やハリアーなどにも搭載される2.5L、直4ハイブリッドを中軸にしながら、根強い人気のある3.5L、V6エンジンに代わるハイパワーモデルとして、新開発される2.4L、直4ターボが搭載されることになるという。

 アルファードはさらに豪華に、威風堂々と、そしてスポーティに進化する。今わかっている情報では、新型アルファードのデビュー時期は2022年4月頃。今後、さらなる新情報が入り次第、随時お届けすることにしよう。

もちろん3列シートの大型ミニバンという基本コンセプトにブレはない。VIP送迎用途などでも違和感のない重厚感をさらに高める。3列目乗員の乗り心地や室内騒音なども大幅に改善される(CGイラストはベストカーが製作したもの)

【画像ギャラリー】現行よりもオラオラ度倍増! 新型アルファードのエクステリアをチェック!