パワーユニットは改良型か、e-POWERか
パワーユニットは2WDが2L、4WDが2.4LでどちらもトランスミッションはCVTとの組み合わせとなる。
基本的には現行のパワーユニットの改良型といえるが、次期型エクストレイルとの共用化を考慮すれば方針が変わる可能性もある。エクストレイルの現行モデルは2LガソリンNA、2Lハイブリッドでそれぞれ2WD、4WDを設定、いずれもCVTとの組み合わせになっている。
新型エクストレイルでは、2LガソリンNAがマイルドハイブリッドになり、2Lの1モーター2クラッチのストロングハイブリッドが廃止になり、替わって1.2Lのe-POWERに置き換わるといわれている。新型アウトランダーもこれに置き換える可能性も考えられる。
CVTは日産、三菱ともジャトコ製を使っているので、共用といえるだろう。乗車定員は従来モデルだと、3列シート7人乗りのみだったのが、2列シート5人乗りも新たに設定されるものと思われる。
新型アウトランダーPHEVは2022年2月登場が有力
新型アウトランダーPHEVは1年後の2022年2月の発表、発売が有力である。
エクステリアデザインは、エンブレムにPHEVマークを付け、別デザインのアルミホイールが採用される。内装はダッシュボード、シート材質に革張りを採用するなど、クオリティの高い仕立てとする。
パワーユニットは、2.4Lガソリンと大型リチウムイオンバッテリー、モーターとの組み合わせ。
充電後の航続距離は、エクリプスクロスPHEVでは65kmであるが、次期型アウトランダーPHEVでは現行のJC08モード65.0km、WLTCモード57.6kmからWLTCモードでRAV4 PHV並みの90kmまで延長すべく開発を進めているようだ。
乗車定員はこれまで2列シート5人乗りのみだったのを3列シート7人乗りも新たに設定する。
【証言:首都圏三菱自動車店営業担当者】
いま現在、メーカーからは新型アウトランダーについて報道発表以外の商品内容はまだ提示されていない。年末か来年早々にはパンフレットが届きティザーキャンペーンがスタートできるようになると予想している。
新型エクリプスクロスは1.5Lターボ車よりもPHEVの方が販売構成比は85%と売れているので、次期型アウトランダーも同様になる見通しだ。充電後の航続距離も延びると思うので期待している。
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