次期型WRX S4&STI その姿が見えた!! ワンランク上のスポーツセダンへ!

■よりパワフルにより上質に! 2.4L直噴ターボは290psを発揮

 そしてエンジンの情報も本誌スクープ班はつかんだ。

 これまでの情報通り、北米向けアセント、さらには次期型BRZに搭載される水平対向4気筒2.4Lエンジンを直噴ターボ化したエンジンが搭載されることで間違いない。

 このFA24ターボはS4だけではなく、遅れて2022年に登場が計画される新型WRX STIにも搭載されることになる。

インテリアに関する情報は少ないのだが、縦型のモニター画面など、基本的にはレヴォーグのインパネを踏襲するとの情報だ(写真はレヴォーグ)
インテリアに関する情報は少ないのだが、縦型のモニター画面など、基本的にはレヴォーグのインパネを踏襲するとの情報だ(写真はレヴォーグ)

 S4とSTIでスペックは大きく異なり、CVTが組み合わされるS4は最高出力290ps、最大トルク42.0kgm程度となるのに対し、6速MTが組み合わされるSTIは最高出力が400psにまで引き上げられ、最大トルクも50kgm級になるという。ターボチューニングの差だけではなく、大パワー、大トルクに対応するピストンやコンロッドなどのパーツもSTIでは専用となり、事実上の「別モノ」となるという。

レヴォーグにも採用される電子制御サスペンションが新型WRXにも採用される。チューニングはスポーツセダンのS4に合わせた、よりスポーティ志向のものへと変更される
レヴォーグにも採用される電子制御サスペンションが新型WRXにも採用される。チューニングはスポーツセダンのS4に合わせた、よりスポーティ志向のものへと変更される
エンジンは北米向けのアセントや、2020年末に初公開された新型BRZなどに搭載される2.4L水平対向4気筒を直噴ターボ化した「FA24ターボ」が搭載されることになる
エンジンは北米向けのアセントや、2020年末に初公開された新型BRZなどに搭載される2.4L水平対向4気筒を直噴ターボ化した「FA24ターボ」が搭載されることになる

 前述のとおり、S4はCVTのみの組み合わせで3ペダルMTの設定はなく、逆にSTIは3ペダルの6MTのみの組み合わせというのは現行型同様だ。

 このS4用FA24ターボは、今後レヴォーグにも搭載が計画されている。新型WRX S4のデビューは2021年秋の予定。STIは来年、2022年前半に登場が計画されている。

 ボディを鍛え上げ、さらにハンドリング性能を高める新型WRXに期待したい!!

【画像ギャラリー】筋肉質な力強いフォルムが魅力的!! 次期型WRX S4の写真をまとめてチェック!!

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