新型クラウン&シエンタ情報ほかスカイラインクロスオーバー復活説も!? 国内メーカー最新動向!!!

■日産は5〜6月にニューモデルラッシュで大増販攻勢

 日産は5月〜6月に相次いでニューモデルを投入し、大増販攻勢をかける方針です。

 5月に軽自動車ベースの新型電気自動車であるサクラを発表(6月発売)するのをはじめ、6月下旬にはエクストレイルのフルモデルチェンジ、そして新型電気自動車であるアリアの91kwhバッテリー搭載車「B9」グレードの発売、さらにキックスの4WD車を追加設定します。

 これまで半導体などの部品供給の遅れで発売が先送りになり、それで5〜6月に集中してニューモデルラッシュになったという側面もあるようです。

 ただ部品供給遅れの問題は依然解消されていないことから、これらニューモデルが発表、発売になってもスムーズに生産や納車ができなことも予想されます。

■日産スカイラインクロスオーバーが再登場!!?

2009年7月にデビューしたスカイラインクロスオーバー。2016年に販売終了したが、日産がもしスカイラインのSUVを投入したら復活することになる
2009年7月にデビューしたスカイラインクロスオーバー。2016年に販売終了したが、日産がもしスカイラインのSUVを投入したら復活することになる

 日産はスカイライン、フーガ、シーマの各ハイブリッド車の生産を中止しました。スカイラインは3Lターボ車のみを継続生産しています。

 ただし、スカイラインについては販売店筋によると「ターボ車の生産販売も、近い将来にSUVのスカイラインクロスオーバーに引き継ぐのではないか」という情報が流れていると言います。

 スカイラインクロスオーバーはかつてセダン・クーペがV36時代に存在していたため、登場すると復活することになります。

 近年はSUVが人気のため、もし復活すれば「スカイラインは売れるようになる」と期待している販売店の声が多いのは確かです。

 このSUVタイプのスカイラインは新開発のe-POWERユニットを搭載する方向で開発を進めているようです。

■ホンダシビックハイブリッドを6月30日発表、7月1日発売

 ホンダは、シビックハイブリッドを6月30日に発表、7月1日に発売します。グレードは1タイプのみで2WDとの組み合わせになります。

 車両価格は394万円となり、1.5Lターボを搭載する上級グレード車の353万9800円より40万200円高くなります。ボディカラーは1.5Lターボ車と同じ5色が用意されます。

 新しいハイブリッドの先行予約は5月中旬から受付を開始する予定です。同時にインサイトは生産中止となります。

■ビッグマイナーチェンジしたマツダCX-5の販売が好調

 年初にビッグマイナーチェンジしたマツダCX-5が好調な販売推移を見せています。この3月の新車登録台数は5339台で、前年同月に比べて10.2%の大幅な増加となりました。

 マツダ車ではトップセラーであり、同クラスのSUVでは人気モデルのトヨタハリアーに次いで2位のポジションをキープしています。

 スバルフォレスター、トヨタRAV4&ランドクルーザーの売れゆきを上回っているのです。

 CX-5が好調である要因としては、ビッグマイナーチェンジの効果に加えて、ガソリン価格の値上がりの影響による軽油の安さや燃費のよさといった魅力があるクリーンディーゼル車に、買い得感が出ているのが追い風になっていると思われます。

■スズキジムニー&ジムニーシエラの納期に変化

軽規格のジムニーは国内販売のみで納期は短縮傾向にあるが、海外で需要が高まっているジムニーシエラの納期はさらに延びる傾向にある
軽規格のジムニーは国内販売のみで納期は短縮傾向にあるが、海外で需要が高まっているジムニーシエラの納期はさらに延びる傾向にある

 最近になってジムニー&ジムニーシエラの納期に変化が出ています。

 これまで両モデルとも納期は1年待ちで並んでいました。ところが最近の納期は、ジムニーは10カ月待ちで2カ月程度短縮していて、ジムニーシエラは逆に1年半待ちと延びており、両車で差が生じているのです。

 これは海外でも販売しているジムニーシエラの需要が、欧州や中近東を中心に最近は一段と高まっていることが要因としてあるようです。

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