ベストカー本誌スクープ班の調査によると「2025年頃登場」と言われていたトヨタのスーパースポーツカー「LFA」後継車(本誌では「LFA 2」と呼んでいた)。「開発が続けられている」という情報は編集部に入っていたものの、本当の本当に進んでいたとは…(←不信心)。以下、ざっと概要をお届けします。
文/ベストカーWeb編集部、写真/TOYOTA、特許庁意匠登録、平野学、ベストカー編集部
【画像ギャラリー】全画像公開!! 特許庁に意匠登録されたスーパースポーツカーとベストカーが作った予想CG(25枚)画像ギャラリー■トヨタが特許庁に「乗用自動車」で意匠登録
このたび本誌編集部が発見したのは、出願日2021年12月6日、発行日2022年5月16日にて特許庁へ意匠登録されたデザイン。登録画像はまぎれもなくスーパースポーツ「LFA」後継車そのものであった。もちろん念のため確認した出願者欄「氏名又は名称」は「トヨタ自動車株式会社」であり、「意匠に係る物品」は「乗用自動車」です。マジか。マジです。
これまで編集部には「LFA後継車の開発が続いている」という情報が入ってきてはいたものの、正直なところ編集部員でも半信半疑でした。すみません。猛省します。
ここまで具体的なデザインが意匠登録されたということは、このスタイルで市販型の開発が進んでいるということ。
本誌スクープ班の予想では「発表発売は2025年頃」であり、さすがに当編集部が掴んでいるここ1年の(トヨタブランドおよびレクサスブランドの)新型車登場(市販車発表)スケジュールに、このLFA後継車は入っていない。
もしかすると年内にお披露目があるかもしれない(2022年9月開催のデトロイトショー(北米国際自動車ショー2022)あたりが怪しい)が、いきなり「発表発売」ということにはならないだろう。
そのいっぽう今年(2022年)1月に開催された東京オートサロン2022で、トヨタは「GR GT3コンセプト」を世界初公開しており、その会場で解説員から「このGR GT3コンセプトは年内にもサーキットでシェイクダウンを行う予定」との証言を得ている。そして「このGR GT3コンセプトには市販バージョンが存在し、搭載されるパワーユニットはV8、4Lツインターボ+モーター(PHEV)でシステム出力950psというモンスターマシンだ」、というのが現時点で本誌スクープ班が掴んでいる情報。
このご時世にそんな子供が考えたみたいなスペックの新車開発が許されるのか…とも思うが、GRMNヤリス、GRカローラを立て続けに発表し、GR GT3コンセプトを公開、そしてなによりル・マン24時間レース五連覇達成のトヨタであれば、やりかねないし、やる資格は充分ある。しかもこれ、冒頭の情報に立ち返ればしっかりと意匠登録しているわけだし…。
ちなみに2010年12月~2012年12月にかけて、限定500台で生産販売された初代レクサスLFAの車両本体価格は3750万円。この後継車が「LFA 2」として10年ぶりに復活するとしたら1億円は突破しそう。
本情報にはまだまだ不確定な内容が多いが、今回の意匠登録により、「LFA2はたしかに存在し、開発は進んでいる」という証拠がひとつ増えたことは間違いない。続報が入り次第、お届けします。はあ、びっくりした……。
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