■トヨタがカローラシリーズの1.2Lターボ&1.8L NAエンジンほかを廃止へ
トヨタは、カローラシリーズとC-HRの1.2Lターボ車、それにカローラシリーズは1.8L NAエンジン車の設定も年内をもって廃止する方針です。
これは今年10月上旬や12月に予定しているマイナーチェンジのタイミングで実施されます。カローラシリーズの1.8L NAエンジンは、1.5L NAエンジンに切り替えられます。
またラグジュアリー用の3.5L V6も、4気筒の2.4Lターボハイブリッドに置き替わる方向にあります。こちらはアルファードが来年春のフルモデルチェンジで切り替えます。
トヨタはカーボンニュートラルに向けて電気自動車、燃料電池車などの電動車開発を強力に進めつつあります。
これによってエンジン搭載車はハイブリッド車以外は縮小せざるを得ない状況にあり、まずは現状で販売不振のパワーユニットを順次廃止していく方向にあります。
■トヨタ、現行プリウスをオーダーストップ
トヨタは現行プリウスをオーダーストップしました。
次期モデルは今年末に投入する予定で、それまでの半年間は売るモデルが存在しないことになります。
現行モデルは騒音や排ガスの法規対応をしなければ生産を継続することができず、フルモデルチェンジする半年も前にオーダーをストップせざるを得ない状況になったわけです。
■ホンダ シビックハイブリッドは販売好調で納期は来年2月
ホンダが6月末に発売した新型シビックハイブリッドの受注が好調な滑り出しを見せています。
6月下旬までの先行予約段階での納期は来年2月と、半年以上の納車待ちとなっているのです。
シビックハイブリッドはインサイトに代わる位置づけのモデルですが、インサイトが1.5Lハイブリッドだったのに対して、2Lハイブリッドを搭載することで、走りのよさを強調しながら、動力性能と低燃費をより高次元で両立させたことが、人気を押し上げる要因になっています。
■日産、次期型セレナも1.5Lターボe-POWERを搭載
日産は来年早々にもセレナをフルモデルチェンジする予定です。その次期モデルでは、パワーユニットに新型エクストレイルと同じ新しい1.5Lターボe-POWERが搭載される見通しです。
また近い将来には三菱自動車からパワーユニット供給を受けPHEVも設定する可能性もあります。
次期型セレナの登場によって、ノア/ヴォクシー、ステップワゴンの競合する3モデルすべてが新世代へと生まれ変わり、同クラスでの激しいシェア争いがまた新たに展開されることになります。
■トヨタ、カローラアクシオ&フィールダーは改良して継続販売
トヨタは、先代モデルから継続販売しているカローラアクシオ&フィールダーを8月22日に一部改良し、今後も引き続き販売していきます。
今回の改良はLEDヘッドランプやフルフラットラゲッジの採用(フィールダー)、騒音&排ガス規制強化への法規対応を実施します。
カローラアクシオ&フィールダーは現行型にフルモデルチェンジした2019年当初、1年程度で生産中止する予定でしたが、法人需要やレンタカー向けなど引き続き堅調な販売が見込めるため、今後も当分販売を続ける見通しです。
■ホンダ シャトル CR-V インサイトはオーダーストップ
ホンダは、シャトル、CR-V、インサイトの3車種をオーダーストップし、販売を終了しました。各ホンダ販売店では先行予約枠で受注した在庫車を持っており、この在庫販売のみとなっています。
すでにグレード、ボディカラー、オプション部品などが希望どおりには選べないのですが、在庫車とあって車両本体から40万円以上の値引きで買える状況にあります。そして、その在庫車も6月いっぱいで売り切る見通しです。
3車それぞれの後継車は、シャトルがフィットクロスター、CR-Vが今秋に発売される新型SUV、インサイトがシビックハイブリッドになります。
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