トヨタ 新型C-HRはハイブリッドとEVで9月デビューの可能性大

■2LハイブリッドとPHEVで登場

トヨタ欧州デザイン本部「ED2」の手によるエクステリアデザイン。現行型のイメージをうまく引き継ぎ、ひと目でC-HRとわかるデザインにされている
トヨタ欧州デザイン本部「ED2」の手によるエクステリアデザイン。現行型のイメージをうまく引き継ぎ、ひと目でC-HRとわかるデザインにされている

 新型プリウスのパワーユニットは直4、1.8L&2Lハイブリッドと、2Lのプラグインハイブリッド(PHEV)。このうち1.8Lハイブリッドは法人向けと定額サービスのKINTO専用という特殊なポジションで、実質的には2LのハイブリッドとPHEVということになる。

 次期C-HRのパワーユニットもこれと同じということになる。1.8Lハイブリッドがあるか否かは不明だが、クルマの性格上、法人需要は考えられず、2LのハイブリッドとPHEVの2種類ということになりそうだ。

 駆動方式はFFと後輪をモーターで駆動するE-Four。プリウスの場合、2Lエンジンは152ps/19.2kgmで、システム出力はFFが196ps、E-Fourが199psとなっており、次期C-HRも同様のスペックとなるだろう。

 PHEVはシステム出力223psで、プリウス同様、燃費性能以上にパワフルな走りをアピールするバージョンとなりそうだ。

■フロントをはじめとしたエクステリアはプリウスのテイスト

ホイールベースを伸ばし、居住性を改善。一方で前後のオーバーハングを切り詰めることでコンパクトサイズは維持される
ホイールベースを伸ばし、居住性を改善。一方で前後のオーバーハングを切り詰めることでコンパクトサイズは維持される

 エクステリアデザインは昨年11月に欧州トヨタがコンセプトカーの「C-HRプロローグ」を公開しており、コンセプトカー的な加飾を除いた姿で登場することになる。

 南フランスのトヨタ欧州デザイン本部「ED2」によるデザインで、現行型に続いての採用。ハンマーヘッドと呼ばれるサメをイメージした独特のフロントマスクもプリウスと同じテイストで、デザイン面でもプリウスクロスオーバーを感じさせるものとなる。

 また、過激なデザインを踏襲するだけでなく、その上でリアシートの居住性を向上させているのも特徴。ホイールベースを100mm以上延長することでレッグスペースを拡大。

 確信犯的にデザインを優先しているため、リアシートの視界はある程度犠牲になっているように見えるが、広さという点では大幅に改善されることになる。

 第2世代TNGAで構築されたプリウスは、登場直後から走行性能で高い評価を受けており、次期C-HRも大幅な進化は約束されている。9月の登場が楽しみだ。

●NEW C-HRハイブリッド 予想スペック
・全長×全幅×全高:4450×1830×1550mm
・ホイールベース:2750mm
・車両重量:1450kg
・パワーユニット:直4、2L+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:152ps/19.2kgm
・システム出力:FF)196ps 4WD)199ps
・予想価格:340万〜420万円
・登場時期:2023年9月

【画像ギャラリー】過激なデザインはそのまま!? HVとPHEVが登場!? 予想CGと現行型写真で新型C-HRを妄想する!!(21枚)画像ギャラリー

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