■2LハイブリッドとPHEVで登場
新型プリウスのパワーユニットは直4、1.8L&2Lハイブリッドと、2Lのプラグインハイブリッド(PHEV)。このうち1.8Lハイブリッドは法人向けと定額サービスのKINTO専用という特殊なポジションで、実質的には2LのハイブリッドとPHEVということになる。
次期C-HRのパワーユニットもこれと同じということになる。1.8Lハイブリッドがあるか否かは不明だが、クルマの性格上、法人需要は考えられず、2LのハイブリッドとPHEVの2種類ということになりそうだ。
駆動方式はFFと後輪をモーターで駆動するE-Four。プリウスの場合、2Lエンジンは152ps/19.2kgmで、システム出力はFFが196ps、E-Fourが199psとなっており、次期C-HRも同様のスペックとなるだろう。
PHEVはシステム出力223psで、プリウス同様、燃費性能以上にパワフルな走りをアピールするバージョンとなりそうだ。
■フロントをはじめとしたエクステリアはプリウスのテイスト
エクステリアデザインは昨年11月に欧州トヨタがコンセプトカーの「C-HRプロローグ」を公開しており、コンセプトカー的な加飾を除いた姿で登場することになる。
南フランスのトヨタ欧州デザイン本部「ED2」によるデザインで、現行型に続いての採用。ハンマーヘッドと呼ばれるサメをイメージした独特のフロントマスクもプリウスと同じテイストで、デザイン面でもプリウスクロスオーバーを感じさせるものとなる。
また、過激なデザインを踏襲するだけでなく、その上でリアシートの居住性を向上させているのも特徴。ホイールベースを100mm以上延長することでレッグスペースを拡大。
確信犯的にデザインを優先しているため、リアシートの視界はある程度犠牲になっているように見えるが、広さという点では大幅に改善されることになる。
第2世代TNGAで構築されたプリウスは、登場直後から走行性能で高い評価を受けており、次期C-HRも大幅な進化は約束されている。9月の登場が楽しみだ。
●NEW C-HRハイブリッド 予想スペック
・全長×全幅×全高:4450×1830×1550mm
・ホイールベース:2750mm
・車両重量:1450kg
・パワーユニット:直4、2L+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:152ps/19.2kgm
・システム出力:FF)196ps 4WD)199ps
・予想価格:340万〜420万円
・登場時期:2023年9月
コメント
コメントの使い方私もスタイルが発表になったとき次期C-HRを購入しようと決めていました。
でも行き付けのトヨタのセールスから日本での発売はないと決まったと連絡を受けてかなりショックでした。
あのスタイルだったら売れると思ったんですが残念です…
ただC-HRでの発売ではなくプリウスクロスとして出るんではないかと思ってるんですがみなさんの意見はどうでしょうか?
高額では乱立する電気SUV群に埋もれてしまうので、HVで価格抑えるのは良策。
EVとなるbZコンパクトSUVの方は、見た目からしてもスーパーSUV群と肩並べる尖り方なので、かぶる価格帯にせずにそれぞれ特徴活かしたほうがいいい。
足回りの出来では今でもミドルSUVで随一(クロストレックは柔志向なので別枠)なC-HRなので、次期型が足りなかったパワーを得たら、かなり魅力的に映りますね。