2023年秋のジャパンモビリティショーに出展されていたスズキ eVX。あのeVXが、スズキ初のBEVとしていよいよ登場する。スズキの第二のお膝元、インドで生産され日本にやって来る輸入クロスオーバーは2025年登場だ!!
※本稿は2024年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年9月26日号
■インド産クロスオーバーBEV
スズキ初のBEVとして登場するのがeVXだ。2023年秋のジャパンモビリティショーにも出展されていたクロスオーバータイプのモデルで、インド生産の輸入車となる。
ボディサイズは全長4300×全幅1800×全高1600mmというエスクードクラスで、スズキ独自の本格的な4WD技術が投入される。
世界の主要自動車メーカーのなかで、スズキほど製品ターゲットを絞り込んでいるメーカーはない。
日本では軽自動車がメイン。グローバルではA〜Bセグメントが主力商品で、しかもインドを中心とした途上国マーケットが主体。一貫して、お手頃価格の庶民の足を主力商品としてきている。
価格の安いクルマは徹底的に低コストで生産しないと利益が出ない。そこを主戦場としながらスズキの経営は一貫して堅実で、国内自動車メーカーの株価時価総額ではトヨタ、ホンダに次ぐ3位につけている。
そのスズキが、2023年度に軽商用BEVを投入し、2030年度までに国内でBEVを6車種揃えるという。
サクラ/eKクロスEVの登場によって、補助金込み200万円でちゃんとしたEVが買える時代が来たわけだけど、スズキは社長自ら「100万円台をなんとか達成したい」と表明。さすがスズキ! としか言いようがない。
欧米ではEVがブームといっても、価格500万円以上じゃ庶民は手が出せないわけで、それじゃカーボンニュートラルも絵空事。
庶民の味方スズキに、大いに期待したい!!!!!
【画像ギャラリー】スズキ初のBEVに期待大!! 2025年登場予定のスズキ eVXはインドから……くるぅ〜!!(24枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方100万円台ってウッソだろお前…サクラでさえ254-308万だぞ
補助金満額もらえたとしても同じ254万のグレードを設定しなきゃならない
サクラ比較でバッテリー容量2.5倍、馬力2.3倍で車格が二回りも上のSUVを、同じ値段で出す? できたら魔法使いよ