3.5LのPHEVで23年内デビュー濃厚!! 3年後に高性能BEVも追加!? 登場確定センチュリーSUVの今わかっているすべて

■航続距離2倍のBEVも追加

ボディサイズは堂々の全長5200×全幅1990×全高1780mm、ホイールベース3000mmと予想。パワーユニットはV6、3.5LのPHEVを搭載する。さらにBEVも準備されているようだ(画像はベストカー編集部作成の予想CG)
ボディサイズは堂々の全長5200×全幅1990×全高1780mm、ホイールベース3000mmと予想。パワーユニットはV6、3.5LのPHEVを搭載する。さらにBEVも準備されているようだ(画像はベストカー編集部作成の予想CG)

 以上がセンチュリーSUVの基本的な内容となるが、ベストカースクープ班にはさらなる情報が入っている。実は、このクルマの本命とも言えるBEV(電気自動車)がこの先に控えているというのだ。

 トヨタは2026年に向けて新しいBEV戦略を展開する。専門組織の「BEVファクトリー」をスタートさせ、国、地域をあげてBEV化を推進する米欧中と真っ向勝負する体制を整えた。

 そこで計画されている新戦略は多岐にわたっており、詳細を説明するスペースはないが、ひとつの軸となるのが「マルチパスウェイプラットフォーム」だ。

 クラウンやハリアー、RAV4などに使われている主力のGA-KプラットフォームをBEVにも展開するもので、2026年までに150万台、2030年に350万台(ともに年間)というBEVの販売目標を達成するための重要アイテム。センチュリーSUVは、このプラットフォームを使うBEVを追加する。

 要人送迎用の、いわゆる「黒塗り車」としての機能がメインとなるクルマだけに、脱炭素のイメージに直結するBEVは必須。そこもしっかりと押さえられているというわけだ。

 コストを抑えながら航続距離を2倍に延ばす新開発の駆動用バッテリーの開発も進んでおり、現状のBEVとはレベルの違うクルマとして登場する。

 トヨタは生き残りをかけて大胆に変わろうとしている。そのひとつの形が高級車の変革で、そのまたひとつの形がセンチュリーSUVということである。

 PHEVは2023年の秋〜冬、BEVは2026年に登場する。PHEVの価格は2000万円前後と予想。日本の高級車の新たな時代が幕を開ける。

●トヨタ センチュリーSUV予想スペック
・全長×全幅×全高:5200×1990×1780mm
・ホイールベース:3000mm
・車両重量:2500kg
・パワーユニット:V6、3.5L PHEV
・システム出力:400ps以上
・トランスミッション:電気式無段変速
・駆動方式:DIRECT4 AWD
・WLTCモード燃費:19.0km/L
・予想価格:2000万円
・予想発売時期:2023年秋〜冬

【画像ギャラリー】スクープ的中のトヨタ センチュリーSUVを予想CGでチェック!!(18枚)画像ギャラリー

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