■ランクルの中核を担う250の生産開始は’24年5月から
特別仕様車「First Edition」を含めて、2024年前半の販売予定とアナウンスされたランドクルーザー250。「丸目と細目のどっちにする?」など、既に注文を見越した話題で溢れかえっている。
まず、通常販売されるランドクルーザー250は、2024年5月から生産がスタートする予定が組まれているという。しかしこれはあくまでも仮予定で流動的だ。生産ラインは、現行プラドやレクサスGXを作る田原工場が濃厚。
また、特別仕様車のFirst Editionの存在が気になるところだが、こちらは2024年3月から生産を開始という仮予定。通常のランクル250より早く作り出し、台数限定モデルとなることが濃厚。
販売方法や時期は、現在メーカーで検討中。台数限定となるFirst Editionはディーラーで購入希望者の受付を行い、メーカーで抽選という方式が取られるだろう。時期は未定だが2024年の早い段階で動きがありそうだ。
250のスケジュールについてはまだまだ流動的な状況。待ち焦がれる人が多い新型ランクル250なだけに、1日も早い登場をお願いしたいところだ。
■期待はあるも長納期はほぼ確定か?
今回判明したのは、ランクル250と70のそれぞれの生産開始時期。その後の売り方については今後明らかになっていく。
ワールドプレミアで感じたのは、ランドクルーザーというブランドを従来の形に戻したいというトヨタの意気込み。ランクルは命を守り繋ぐクルマであり、生活の中の道具(相棒)なのである。価格高騰を呼び、プレミアがついて手に入りにくいクルマにはしたくないという思いが、ひしひしと伝わってきた。
こうした願いや思いが叶うのかは、生産台数の確保ができるかどうかにかかっている。欲しい人が欲しい時に買えるクルマになることを、筆者は切に願うばかりだ。ランクル300の時のように、転売対策を講じなければならない売り方にだけはならないでほしい。
ランクル70も250も、カタログモデルがどのように販売されるのかはまだ分からない。抽選にするのか、先着とするのか、この辺りは今後メーカー主導で話が詰められていく模様。
ただ、アルファード・ヴェルファイアの時のような、記者発表日からの先着販売の形式になる可能性は低いと思う。予約受注期間を設けた、馴染みのある売り方がランクル70・250ともに行われるだろう。
今後、2023年秋から冬にかけて、発売時期や価格といった、販売に直結する情報が出てくる。ランクル熱を下げることなく、発売までの期間を楽しみに待とう。新たな情報が入り次第、続報をお伝えしていく予定だ。こちらも楽しみに待っていてほしい。
【画像ギャラリー】ちゃんと欲しい人の手に渡ってほしい!! ランクルは金稼ぎのクルマじゃないぞ(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方