2023年秋の交通安全運動最終日となった同年9月30日、ブリヂストンは一般財団法人「日本交通安全教育普及協会」とともに、埼玉県羽生市のイオンモール羽生において、交通安全啓発イベントを開催した。その模様をレポートしよう。
文、写真/諸星陽一
■多くの来場者が会場のイオンモール羽生に!
本イベントには埼玉県警と一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の東京支部が協力している。
ブリヂストンは自動車用タイヤはもちろん、バイク用タイヤの製造、自転車の製造なども行うメーカーで、さまざまな交通手段に関連している企業。このため自動車目線、バイク目線、自転車目線といった多方向からの交通安全啓発に取り組んでいる。
会場となったイオンモール羽生は駐車場のキャパシティが5000台、土日の来場者は約3万人という大規模なショッピングモール。イベント当日も開館とともに多くの来場者が訪れ、イベント会場も盛況となった。
ショッピングモールでの開催ということもあり、小さな子供から高齢者まで、幅広い年齢層を対象とした啓蒙イベントで、実際にイベントを体験される方もさまざまな年齢層の方たちだった。
■四輪コーナーではタイヤの残り溝の重要性を実体験!
四輪クルマコーナーでは、タイヤの空気圧や残り溝の点検の重要性を紹介。タイヤの残り溝の深さを簡単に計測できるディプスゲージを使って実際に溝の深さを計る体験も行われた。
このディプスゲージはアンケートに解答した参加者全員にプレゼントされ、また高齢者向けとして運転能力診断テストコーナーも設置。短期記憶力と判断力を診断するアドバイスを提供することで安全運転に役立ててもらう目的だ。
JAFは子ども安全免許証コーナーを設置。これはパソコンを使って、交通安全に関するクイズに解答すると、子供向けのおもちゃの免許証が発行されるもの。この免許証には交通安全のお約束が書かれていて、普段から目にすることで信号を守ることなどが促されるようになっている。
二輪バイクコーナーではバイクのタイヤもクルマ同様に残り溝が大切であることを説明されていた。そしてバイクコーナーで最も人気だったのが、白バイや大型バイクにまたがれる体験。なかなか触れる機会のない大型バイクや白バイにまたがれるとあって子供たちには大人気で、順番待ちの行列ができるほど。
特に白バイのコーナーでは、子供用の警察官の制服が用意されていて、警察官になりきっての白バイ体験ができるとあって人気となっていた。
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