■パワートレーンには直4、2LのVCターボを採用!
そして今回の新型パスファインダー中国仕様のボディサイズは全長5130×全幅1981×全高1767mmで、北米で販売されている5代目パスファインダーの全長5004×全幅1961×全高1768mmとは異なる。また、独自仕様となる3列シートSUVとなっている。
上海モーターショーで出展されたパスファインダーコンセプトほぼそのままのモデルとして、今回の広州モーターショーに市販仕様が満を持して公開されていた。
中国仕様のパスファインダーで何と言っても特徴的なのは、フロントマスクの「デジタルVモーション」デザインだ。パッと見の印象では現行型セレナやノートのような印象を受ける。
デザイン担当の日産中国人ディレクターによれば、「最新のテクノロジーとラグジュアリーが一体となったデザインを目指し、フロントヘッドライトを5段状の桟を持つフロントグリルを組み合わせることでワイド感を強調し、強固で特徴的なデザインを目指した」という。
インテリアでは運転席と助手席の間に配置されたウルトラワイドディスプレイとヘッドアップ式ディスプレイを採用することで、多くの情報を表示することが可能になっている。
パワートレーンには248psを発揮する直4、2LDOHCのVCターボを搭載している。このパワーユニットはアルティマやインフィニティQX60と同じユニットを採用している点もポイントだ。
東風日産では2024年1~3月までの販売を予定しているとアナウンスしているが、北米市場のパスファインダーよりも中国市場専用のパスファインダーの押し出しの強さはかなり魅力的ではないだろうか?
テラノはライバルのハイラックスサーフとともに1980年代後半~1990年代のRVブームをけん引した実績を持つ。日本市場復活とともに「テラノ」の車名が復活することを密かに願っているのだが……。
【画像ギャラリー】かつて日本で販売された「テラノ」が! 新型パスファインダー中国仕様がワールドプレミア!!【広州モーターショー2023】(10枚)画像ギャラリー
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