ガルウイングドアがハンパないゼ! 「AIONハイパーHT」はテスラモデルY以上のクーペSUVタイプEVか!?【広州モーターショー2023】

■ガルウイングドアを備えるのは上級グレードのみだが……

14.6インチの大型センターディスプレイ、楕円形状のステアリングホイールが特徴的なハイパーHTのコックピット
14.6インチの大型センターディスプレイ、楕円形状のステアリングホイールが特徴的なハイパーHTのコックピット

 モデルYは2列5人乗りと3列7人乗りを設定しているが、こちらのハイパーHTは2列仕様のみで、駆動方式はリア駆動のみ。

 で、ハイパーHTの外観上の大きな注目点はガルウイングを備えていることになる(ただし、グレードによっては後席ヒンジ式ドアを採用)。これ、明らかにテスラモデルXに触発されたことが窺え、実によく似ているのだ。

 インテリアでは14.6インチと大型のセンターディスプレイ、それに楕円形状のステアリングホイールを備える。モデルYのインテリアと印象は似通っているのだが、ステアリングの前方に独立したメーターパネルを設置しているのはハイパーHTだけ。

ハイパーHTのリアシート
ハイパーHTのリアシート

 ベーシックグレードにはアラウンドビューモニター、アダプティブクルコン、LEDヘッドライト、ヒーターおよびベンチレーター機能付きシート、22個のドルビーアトモス製スピーカーなどを備えている。上位グレードには前述のガルウイングドアをはじめ、後席シートヒーター、パーキングシステムにパワードアなどが加わるという。

 個性的なクーペSUVタイプのモデルとして、中国製EVの「今」を象徴するハイパーHT。日本に導入されるどうかは別として注目だ!

【画像ギャラリー】「AIONハイパーHT」はガルウイングドアがイカスすぜ! テスラモデルYを食う存在になるのか?【広州モーターショー2023】(8枚)画像ギャラリー

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